NTTドコモや米AT&T、ドイツテレコムなど世界の通信大手各社が加盟する業界団体「O-RANアライアンス」と、米フェイスブックを中心に次世代通信インフラ構築を目指す団体「TIP」が、第5世代(5G)移動通信サービスに必要な通信機器の構成技術の統一などで合意したことが分かった。週内にも発表する。
接続仕様を標準化
米国が各国に対し中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)排除で圧力を強め、各国政府は英国などのようにファーウェイ製品の市場シェアを制限するかどうかに頭を悩ませている。こうした中、O-RANやTIPには、5G通信機器で支配力の強いファーウェイなどへの依存を減らし、交渉力を高めたいとの思惑がある。
関係者によると、通信各社は異なるベンダーの機器同士の接続を改善するため、接続仕様の標準化やネットワークの柔軟性向上を進める複数のプロジェクトを統合することを決めており、今回の5Gをめぐる提携はその一環となる。
O-RANアライアンスとTIPの提携の背景には、ドイツなどでファーウェイ排除の動きが強まり、必要な機器が調達できなくなるとの懸念がある。ファーウェイはスウェーデンのエリクソンとフィンランドのノキアを尻目に欧州5G市場で支配的地位を築いている。
5G通信機器で3強の一角を占めるファーウェイの機器の利用を制限した場合、5G整備の停滞は避けられない。現状では異なるベンダーの通信機器の互換性が低いため、ファーウェイの4Gネットワークを利用して5Gを整備する際、通信機器の交換などで多大なコスト負担が生じることになる。英通信大手BTグループはファーウェイ製通信機器の交換などで5億ポンド(約710億円)がかかると明らかにした。
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February 18, 2020 at 09:30PM
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5G機器の構成技術統一 世界の通信大手が合意、ファーウェイ依存減を狙う - SankeiBiz
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