突っ張り棒を使うメリット・デメリット
こんにちは、ライフオーガナイザー®の橋本智子です。
種類やサイズも豊富な、突っ張り棒や突っ張り棚。使い方によっては、空いたスペースに収納を作ることができる便利アイテムである一方で、突っ張り棒の強度に不安があったり、生活感のある見た目が気になる方もいらっしゃると思います。
突っ張り棒を設置してみて感じたメリットは
・両側に壁さえあれば、「ここにものがあると取り出しやすいのに……」と感じる場所に自由に設置できる(狭い隙間にも設置できる)。
・一度設置しても取り外しができる(失敗してもやり直しOK)
・別途アイテムを使えば壁を傷つけずに設置できる
一方でデメリットだと感じたことは
・安価に購入できるが強度が心配
・どうしても見た目に生活感がでてしまう
・場所によっては設置してもすぐにずり落ちる
・耐震面で高い場所に設置して物を上に置くのは不安
といったことでした。ですが、最近は突っ張り棒のずり落ち防止アイテムなども出てきており、使い勝手は以前より良くなっているなと感じます。
次に、家の場所別に活用例をご紹介します。
【クローゼット(衣類収納)】活用例
クローゼットにはハンガー用のポールが設置されていますが、子どもには手が届きません。子ども服は引出し収納ではなく、洗濯後ハンガーで干してそのまま収納したいという方もいらっしゃるかと思います。
そんな場合は、突っ張り棒を使って子ども服の収納をするのがオススメです。両側に壁さえあれば、突っ張り棒をお子様の身長に合わせて手が届く位置に設置できるので便利ですね。
ただ、突っ張り棒の種類や、掛ける服の量によっては重さに耐えられず落下したり、突っ張り棒によって壁に跡やキズが残る場合もあったりします。気になる場合は、壁面を保護するアイテムや、落下防止のためのアイテムも販売されていますので、併せて使うのも1つの方法です。
また、掛ける服の量によっては、耐荷重がしっかりあるタイプを選ぶといいですね。
こちらは100均Seriaの壁面ガードというアイテムです(2020年1月25日時点で販売されていたもの)。
落下防止ではなく、あくまで壁面を保護するためのアイテムですが、すべり止めのジェルシートにプラスチックの突っ張り棒を支えるプレートを付けて使います。ジェルシートの粘着性が高いので、ツルツルした壁面にも使えて便利です。
※このアイテムを使っても、突っ張り棒を上に乗せるだけでは落下します。突っ張り棒自体もしっかりと突っ張ることで、ジェルシートが壁に貼り付き固定されます。
粘着力の高いジェルシートと突っ張り棒をガードするプレートでしっかり固定されるため、今まで難しかった押入れの壁と衣装ケースの間にも、突っ張り棒を設置できました。掛け過ぎには注意ですが、ちょっと上着を掛けたい、制服をかけたい、という時などに活用できますね。
衣装ケースが大きく動くと落下しますので、キャスター付きの収納ケースと併せて活用する時などには向いていません。
【リビング】活用例
見た目の特徴から、どうしても生活感が出てしまう突っ張り棒……。リビングにはあまり使いたくないと思っていましたが、家族の動線上に使いやすい仕組みを作ることが優先! 一時的に突っ張り棒を活用していました。
その1つが子どもが幼稚園時代だったときの通園準備スペースです。子どものための収納は成長に合わせて変える必要があるので、大きな収納用品を買わずに突っ張り棒を活用していました。周りの収納家具と色を合わせたり、小物を合わせたりすることで統一感を出していました。
ハンカチや名札などの細々したものは、100均のウォールポケットを突っ張り棒に通して収納していました。服を掛けるだけでなく、小物類も一緒に掛けることができ、子どものお気に入りスペースでした。
【キッチン】活用例
ちょっとした隙間や狭い場所にも設置できるのが、突っ張り棒を使うメリット。キッチンは特に動線を重視して、「必要なものがさっと取り出せる仕組み」を作るために突っ張り棒を活用しています。
鍋の蓋を引っかけたり、ゴミ袋を掛けるなど、数センチの隙間にも収納をつくることができるのはうれしいですよね。
【洗面室】活用例
洗面台の下には、シャンプーや洗剤などのストックと、洗濯ハンガーなどを収納しています。子ども用の小さなハンガーも突っ張り棒に掛けると出し入れがしやすく、子どもも自分で片づけられます。
あまり詰め込み過ぎるとごちゃごちゃするけれど、スペースは有効に使いたい! という洗面台下にも、突っ張り棒を活用することでスッキリと収納できています。
突っ張り棒を設置する時の注意点
突っ張り棒を使う上で注意しているのはこんな点です。
・隙間やスペースがあるからと言って、安易に設置しない
→設置する場所によっては逆にものが取り出しにくく、うまく収納できたと思っても、そのまま使わなくなることもあります。出し入れのしやすさや、家事が楽になるかなど、仕組みづくりを重視しています。
・耐荷重を意識する
→重さのあるものを掛ける可能性がある場所には、耐荷重設定がしっかりある強力突っ張り棒を使っています。安価な突っ張り棒は強度も弱いので、重いものを乗せたり掛け過ぎたりすると落下しやすくなります。防災の面からも重いものや、落下して危険なものは乗せないように気を付けています。
まとめ
工夫次第で家のいろいろな場所に設置できる突っ張り棒。片づけを楽にしたり、家事動線をよくするなど、家族に合わせた仕組みを作るために活用したいですね。参考になれば幸いです。
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February 23, 2020 at 06:08PM
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