【NQNニューヨーク=横内理恵】5日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の4月物は前日比0.88ドル安の1バレル45.90ドルで取引を終えた。石油輸出国機構(OPEC)が5日の臨時会合で追加減産方針で暫定合意した。ただロシアの参加が不透明なこともあって相場の上値は重く、買い一巡後は下げに転じた。
OPECはロシアが協調するとの条件付きで4~6月期に日量150万バレルを追加減産する案で合意した。新型コロナウイルスの感染拡大による需要減退への対策で、減産幅は市場で想定されていたよりも大きかった。6日に非加盟国を含めた「OPECプラス」の会合を開き、最終決定するという。減産合意を受けて原油相場は買われる場面があった。
ただ、次第に売りが優勢になった。ロシアが大規模な追加減産に反対するとの見方が根強く、買いが続かなかった。OPECプラスが追加減産しても米シェール企業の増産が効果を打ち消すの見方もあった。
世界各国での新型コロナ感染拡大に歯止めがかからないのを嫌気し、5日も欧米の株式相場が急反落した。投資家がリスク回避姿勢を強めると、相場変動が比較的大きい原油にも売りが波及した。
ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比25.0ドル高の1トロイオンス1668.0ドルで取引を終えた。米株安を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、実物資産の裏付けがあって資金の受け皿となりやすい金先物に買いが向かった。主要国の金利低下が続き、金利の付かない金の投資妙味が増すとの見方も金相場を支えた。
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March 05, 2020 at 12:27PM
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NY商品、原油が続落 OPEC減産合意もロシアの参加に不透明感 金は反発 - 日本経済新聞
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