5日、モスクワで記者会見して握手するトルコのエルドアン大統領(左)とロシアのプーチン大統領=ロイター・共同 |
【モスクワ=小柳悠志】トルコのエルドアン大統領は五日、訪問先のモスクワでロシアのプーチン大統領と会談、戦闘が激化するシリア北西部イドリブ県で六日から停戦することで合意し、同日未明、停戦が始まった。エルドアン氏は避難民の帰還を支援する方針も表明した。ロシアメディアが伝えた。
エルドアン氏は「トルコとロシアの良好な関係を損ねることは許されない」と述べ、ロシアが後ろ盾となっているシリアのアサド政権軍をけん制した。合意文書によると、トルコとロシアはシリア北部で共同パトロールも実施する。
アサド政権軍は昨年末からイドリブ県に侵攻。反体制派を支援するトルコも反撃し、大規模な交戦に発展した。経済で協力関係にあるトルコとロシアはシリア情勢による決定的対立は避けたい考えで、首脳間での妥協が待たれていた。
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March 05, 2020 at 09:28PM
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シリア北西部で停戦 トルコ・ロシア首脳合意:国際(TOKYO Web) - 東京新聞
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