原油先物、18年ぶり安値近辺－需要懸念が減産合意の効果打ち消す - ブルームバーグ

原油先物相場はアジア時間16日午前の取引で１バレル＝20ドル近辺にとどまっている。新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要急減を巡る懸念が、主要産油国の減産合意の効果を打ち消した。前日のニューヨーク時間の取引では終値ベースで20ドルを割り込み、18年ぶり安値を付けていた。

　　ニューヨーク商業取引所（ＮＹＭＥＸ）のウェスト・テキサス・インターミディエート（ＷＴＩ）原油先物５月限はシンガポール時間午前８時22分（日本時間同９時22分）現在、３％高の20.47ドル。前日は1.2％下落し、2002年２月以来の安値で引けた。ロンドンＩＣＥの北海ブレント６月限は 2.4％上げて28.34ドル。前日は6.5％安だった。

原題： Oil Holds Near 18-Year Low as Demand Shock Outweighs Output Cuts（抜粋）

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