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県内の感染状況について説明する大村知事＝県庁で |
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県は二十七日、保護者が新型コロナウイルスに感染して子どもの養育が困難な家庭向けに、児童相談センターを通じて子どもを施設で一時保護する仕組みを整えたと発表した。
対象となるのは、ひとり親や両親が感染し、親族が養育することが難しい十八歳未満の子ども。入所前に遺伝子検査をして、感染していないことを確認する。現在、尾張地方の県の一時保護所をこうした子ども向けの施設に充てている。
県によると、既に二十一日から、ひとり親家庭の小学生のきょうだい二人を受け入れている。きょうだいの受け入れに当たり、それまで一時保護所にいた九人の子どもは民間の児童養護施設に移した。
感染者の子どもの一時保護については、最寄りの児童相談センターか保健所で相談を受け付けている。
（森若奈）
◆休業要請に応じないパチンコ店は６４カ所
大村秀章知事は二十七日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための休業要請に応じていない県内のパチンコ店が、二十六日現在で六十四カ所あると明らかにした。再要請しても応じない場合は事業者名の公表を検討する。
県内のパチンコ店五百十四カ所のうち、休業要請に応じていない店舗は、店舗ごとに直接要請する前段階の二十三日時点で七十九カ所あった。県職員や警察官らが店を訪問して口頭で要請したが、その大半はまだ営業しているという。今後は、文書でも要請する。
大村知事は県内の医療体制にも触れて、入院可能な病床が増え、現状で三百五十床を確保できていると説明。開設を計画するＰＣＲ検査専用の窓口にも触れ「スタッフの確保を調整している。できたら県内複数箇所に開設しようと、県内の医師会に声をかけている」と話した。
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April 27, 2020 at 01:06PM
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感染者の子を一時保護 県が仕組み、児相通じ施設へ - 中日新聞
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