新型コロナウイルスの影響で、大阪府内の歯科医院では受診する患者の数が大幅に減っていることが府の歯科医師でつくる協会の調査で明らかになりました。中には虫歯がひどくなってから診察に訪れるケースも見られるということで、協会は自分の判断で治療を中断せず、かかりつけの歯科医と相談するよう呼びかけています。
大阪府内の歯科医師でつくる「大阪府歯科保険医協会」は、新型コロナウイルスの影響を調べようと、2800人あまりの会員を対象に4月から5月にかけてアンケート調査を行い、600人あまりから回答を得ました。
その結果、4月の外来の患者の数が去年の同じ時期と比べて、減ったと答えたのは97%にのぼり、▼21%が「5割減少」、▼8%が「7割以上減少」と答えました。
協会では感染リスクをおさえるため、多くの歯科医が診療時間や日数を減らしたり、患者側が受診を控えたりしたためと分析しています。
患者の中には虫歯がひどくなってから受診に訪れるケースもみられるということで、大阪府歯科保険医協会の小澤力理事長は「地域の歯科医院では消毒など感染対策を念入りに行っているので、自分の判断で治療を中断せず、相談をしてほしい」と話していました。
【歯科医院の現状は】
アンケートに答えた大阪・茨木市の「ながた歯科」では、さまざまな感染対策をとって診療を続けています。
1つめの対策は、患者同士の距離の確保です。
待合室で密にならないよう、緊急性の低い治療を先に延ばしてもらって診察する患者数をおよそ半分に減らしました。
2つめの対策は、患者の口から飛ぶ、唾液などの「飛まつ」です。
手術用のガウンと歯科医の顔を保護するフェイスガードをふだんの治療でも着用するようにしました。
3つ目が徹底的な消毒です。
ひとりひとりの治療が終わる度に、器具やいす、手すりなど念入りに消毒を行って感染リスクを抑えています。
歯科医師の永田篤さんは「慢性的な疾患で痛みがなく、知らない間に悪化して重篤化してから来るというケースも考えられます。治療中の患者さんはかかりつけの先生とよく相談し、ご自身で受診の延期などを判断しないようにしてもらいたいです」と話していました。
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May 30, 2020 at 08:47PM
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