もんもんと悩むとーさん
「野良猫にごはんを与えるからには中途半端な気持ちではだめだよ」 犬と猫を長年飼っている友達からの忠告を受けて、とーさんはしばらくもんもんと悩み続けました。このまま2匹の野良を受け入れるのか?あるいは地域猫として育てていくのか? 前者を選択する場合、いちばん問題になるのは保護犬福が果たしてにゃんたちとうまくやれるのか。そして後者の場合は、わが家の近隣から理解を得ることができるのか、そしてこの小さな野良たちの生命の安全を確保できるのか、ということでした。
もうこれは「縁」だよ
ネットを中心にいろいろ調べると、去勢や避妊を施したあとの猫たちは地域に住む他の強い猫たちにいじめられたり、コミュニティーから追い出されたりすることもあるということも知りました。もちろん交通事故も心配です。 じゃあ、飼うしかないのか?というと、これまた連載で何度も書いてきたように、閉ざされた心をようやく開いて、やっとのびのびと暮らせるようになった福にストレスを与えてしまうことがとても心苦しかったのです。 そして、ある日ひそかにとーさんは決意しました。「受け入れよう。受け入れるしかない!」と。何の因果かわが家のベランダにひょっこり現れたのが妻が亡くなって1年、一周忌行った秋の日でした。もうこれは「縁」だよ。そう思い込むことにしました。
はちわれ子猫の「くろ」と「しろ」
その日から、ひそかな決意を家族に隠したまま、徐々に家の中に猫たちを引き込む作戦がはじまりました。 いつの間にか2匹に増えたはちわれの子猫たちは、耳が黒い「くろ」と耳が白い「しろ」と呼ぶことにしました。 まずは手始めにベランダの窓を開けた状態で手からちゅーるを与えることに。すると、くろは躊躇なくちかづいてきてぺろぺろとちゅーるをなめました。その様子をひっそりと下がって眺めているしろ。 じつはこの2匹とっても賢くて、どんなにおなかが空いていても、しろとくろが一緒に食べることはないのです。片方がたべているときは、背後に下がってもう1匹が不審なことがないか?あたりをうかがっているのです。なんと用心深い! でも、こうして手から餌をたべるくらいなら、案外人馴れが早いかも??そう思ってちょっとだけ触ろうと、ちゅーるをもった手をさっと動かすと、蜘蛛の子を散らすように、しろとくろは逃げていきました。 ちょっと焦りすぎかな…今度はもっとじっくりやろう。
"保護する" - Google ニュース
June 21, 2020 at 11:38PM
https://ift.tt/3dhw9wI
ベランダに現れたハチワレ子猫を保護する? とーさんのひそかな決意とぬくぬく作戦(sippo) - Yahoo!ニュース
"保護する" - Google ニュース
https://ift.tt/2OGHhcY
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment