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Sunday, April 4, 2021

完全ワイヤレスイヤホンで25ドル也! スカルキャンディー「Dime」ファーストルック - ギズモード・ジャパン

gugurbulu.blogspot.com

予備のイヤホンとして持っておくのもアリ。

最新ワイヤレスイヤホンがたったの25ドル(約2,800円)と聞いたら、音質が微妙なのでは…と身構えてしまうかもしれません。でも、Skullcandy(スカルキャンディー)の新しい完全ワイヤレスイヤホン「Dime」は、25ドルという低価格でなかなか良い音が出るみたいですよ。

とはいえ高価なワイヤレスイヤホンと比べたら、もちろん違いはあります。もし、値段は問わず良いものが欲しいという場合、300ドルの Master & Dynamicの「MW08s」、230ドルの「Jabra Elite 85t」、249ドルの「AirPods Pro」をはじめ、優れたノイズキャンセリング機能と音質を備えたワイヤレスイヤホンは数多くあります。

ただ、どの値段のワイヤレスイヤホンでも共通していえるのが、紛失しやすいということ。もうすでに何度もワイヤレスイヤホンを無くしたことがあるという人、あるいは無くすのが嫌でワイヤレスイヤホンは避けてきたという人にとって、スカルキャンディーの「Dime」は良い選択肢になるかもしれません。

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AirPodsと並べてもわかる、コンパクトな充電ケース。
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo
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25ドルということで、充電にはmicroUSBを使用。ワイヤレス充電は非対応。
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo

ポケットサイズの充電ケース

スカルキャンディーの「Dime」は、他社製品と比較してもかなり小さめな充電ケースを採用。もちろんポケットサイズです。マグネット式の蓋を装備しているのも好印象。ストラップが付いているので、バッグの取っ手など取り出しやすい場所につけておくこともできます。

ただ、充電ケースからは「25ドルらしさ」も感じられて、たとえば軽量のプラスチック製なので落下にどれくらい耐えられるかはわかりません。ほとんどのガジェットがUSB-Cを採用しているなかで、microUSB式なのも気になります。

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アップルの「AirPods」は、充電後3時間持続するのに対し、スカルキャンディーの「Dime」は3時間半と若干長め。ただ、充電ケースを使うと前者が24時間、後者が12時間持続と差が出ます。
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo

バッテリー寿命に、差あり

バッテリーの持続に関しては、やはり限界があります。Master & Dynamicのワイヤレスイヤホン「MW08」が通常充電で12時間、充電ケース使用で最大42時間再生できるのに対して、アップルの「AirPods」は3時間、ケース使用で最大24時間、スカルキャンディーの「Dime」は3.5時間、充電ケース使用で12時間持続します。

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ワイヤレスイヤホンでは珍しく、カラーチェンジ式のステータスLEDを搭載!
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo

LEDライトが好印象!

イヤホン本体には、色が変わる小さなLEDライトが付いていて、充電やペアリングモードへの移行がわかりやすく便利です(ちなみにイヤホンを装着すると、でもペアリングがわかります)。

充電ケースの蓋部分にはふたつの切り込みが入っていて、イヤホンが透けて見えるようになっています。このデザインのおかげでケースが防水に見えてくるのですが、ケース本体には防水機能なし。一方、イヤホン自体はIPX4の防汗・防水性能を備えています。

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各イヤホンには物理的なボタン(スカルキャンディの小さなロゴ)があって、多様な方法でショートカットにアクセスできるようになっています。
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo

ショートカットは多彩だけど、覚えるのが大変?

機能面では、基本的なショートカットボタンがあります(小さなスカルのロゴ部分を押すと、たしかなクリック感が得られます)。音楽の再生、音量調節、電話への応答、さらには音声アシスタントの起動などができて便利ですが、シングルタップ、ダブルタップ、トリプルタップ、あらゆる長さの長押し、さらにはそれらの組み合わせなどとにかく多くて、正直覚えるまで時間がかかりそうです。

両耳のイヤホンにマイクが付いているので、ハンズフリーで電話の代わりに使うことはできます。が、声がこもっていたり、雑音が入ったりしやすく、残念ながら音質はあまり良くない印象です。

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軽量で、装着感は良し!
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo

予備で持っておくと便利かも

シリコンチップは3セットありますが、アクティブノイズキャンセリング機能がないため、どれがよく耳を塞いでくれるかで選ぶ必要がありそうです。不要な音を物理的に遮断することになるので、さほど大きな効果は期待できません。

音質に関しては、スカルキャンディーの「Dime」は超素晴らしい!というレベルでは決してありません(でも、150ドルほどの価格帯でもっとひどいものがありました)。昨年のJib Trueと同様で、高音は鮮明、低音もよく響きますが、曲によっては少し強すぎたり高音をかき消したりする傾向があります。

スカルキャンディーの「Dime」は、これ1台で完全に満足できる…というわけではないですが、たった25ドルでこれだけちゃんとした音のワイヤレスイヤホンが手に入ると考えたら良い買い物だと思います。イヤホンを忘れたときのバックアップとして用意しておいても良いし、旅行先で手軽に使うのもアリなはず。

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