釆沢嘉高
東京都は28日、今夏の東京パラリンピックのマラソンコースを活用した「東京レガシーハーフマラソン」を、2022年秋に開催することで国際オリンピック委員会(IOC)と基本合意したと発表した。この日あった政府、都、大会組織委員会、IOC、国際パラリンピック委員会(IPC)の5者の代表者協議後、小池百合子知事が記者団に明らかにした。
このマラソンは、東京五輪のマラソン競技が暑さを理由に札幌へ移転することが決まった際、IOCのトーマス・バッハ会長が、その代わりとして「オリンピックセレブレーションマラソン」の開催を提案。小池知事も前向きな姿勢を見せていた。
両者で協議を重ね、一般ランナーやエリート選手らが幅広く参加できるハーフマラソンにすることを決定。IOCと協力して第1回を「セレブレーションマラソン」として実施する。バッハ会長も出席予定という。
一方、この日の5者協議では東京大会の観客数について6月に判断することで合意。小池知事は「適切な判断」とした上で、理由については「感染状況、変異株などもあり、それらを見定めることが必要」と説明した。記者団からは開催の可否についても議論があったか問われたが、「本日は一つ一つのアジェンダを協議しながら進めた。可否について相談する場ではない」と述べた。(釆沢嘉高)
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