ブティジェッジ米運輸長官は、民主党が単独で行動する前に共和党がインフラ支出に関してバイデン政権と合意に達するには時間がなくなりつつあると示唆した。
ブティジェッジ長官はCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」で、「バイデン大統領は何もしないことは選択肢ではないと言い続けている。時間は無制限にあるわけでない」と述べた。
民主・共和両党はバイデン大統領のインフラ投資計画「米雇用計画」を巡って交渉を続けている。バイデン氏は当初の提案よりも規模を縮小し1兆7000億ドル(約187兆円)にすることを提案したが、共和党はより小規模な合意案を求めている。
この交渉に携わっているキャピト上院議員(ウェストバージニア、共和)は、超党派の合意に向けたモメンタムが「強まりつつある」とし、それを望むとの考えをバイデン氏自身がこれまで何回も示していると述べた。
キャピト氏は「FOXニュース・サンデー」で、「われわれは少しずつ歩み寄っている」と発言。「結局合意がまとまらなくても、努力が足りなかったからではない」と話した。
双方はなお、インフラの「中核的で確固たる定義」に関して合意に努めているとキャピト氏は説明。法案は道路や橋、水路といった従来型の物理的インフラやブロードバンドに焦点を絞るべきだと語った。
原題:
Buttigieg Says Time Is Running Out for Infrastructure Deal(抜粋)
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