偶然見つけたツイート 3匹の子ねこを保護した姉妹から引き受けることに
真ん丸なアンバーの瞳でカメラを見つめる「つきひ」ちゃんは元保護ねこ。5歳の女の子です。茶白の「しのぶ」くんと黒トラの「かれん」くんというきょうだいねことともに、生後間もない頃、雨の降る公園で鳴いていたところを保護されました。 しかし、3匹は目ヤニや鼻水がひどい状態。保護主さんは小学生と中学生の3姉妹でお金がなく、病院に連れていくことができません。3姉妹が困り果てていたところ、助け舟を出したのが飼い主さんでした。 「元々、結婚後に落ち着いたらねこを飼う予定だったので、準備を整えて里親掲示板やツイッターでねこを探していたんです。その中で偶然、子ねこ3匹の里親を探しているツイートに出会いました」 お迎えを希望する人はたくさんいたそうですが、保護主さんは3匹一緒の引き取りを希望。また、目ヤニがひどい子もいたため、里親探しに難航していました。しかも保護主さんたちが暮らしているのはペット不可物件。そのため保護から5日ほど経つと、3匹を匿うにも限界が来ていたといいます。 「捨てるしかない、と切羽詰まった状況であることをお聞きし、一時的に3匹を預かることにしました。そしてまずは3匹を病院に連れていこうと」 飼い主さんは当初、短毛のメスを1匹か2匹お迎えしたいと考えていました。そのため保護主さんから事前に、子ねこたちの体調が落ち着いたら1、2匹を手元に残して里子に出す許可を得て、預かることになったそう。 「引き渡しの際に保護主さんとお会いするまで、まさか子どもとは思っていなかったのでとても驚きましたね。保護の際は、親ねこが戻ってこないか雨の中、3姉妹で数時間も観察した上で保護したとのことでした」
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