LGBTなど性的少数者をめぐる「理解増進」法案について、自民党の佐藤勉総務会長は1日、今国会への提出を見送ることで党三役で合意したと明らかにした。一方、公明党の山口那津男代表は「自民党も、今国会で成立を図るべくもう一歩ご努力をいただきたい」と苦言を呈した。
自民の総務会は5月28日、法案の了承を見送り、佐藤氏と二階俊博幹事長、下村博文政調会長の党三役に対応を一任した。佐藤氏は、1日の記者会見で、党三役で話し合った結果、「今国会に提出しないと結論付けた」と述べた。
1日の総務会では、法案に賛成の立場の出席者から、次回以降の国会を念頭に「機会があれば再度挑戦をしたい」との申し出があり、佐藤氏は「しっかりと国会の運営を見極めた上でお願いします」と応じる一幕もあったという。
超党派の「LGBTに関する課題を考える議員連盟」会長の馳浩元文部科学相や稲田朋美元防衛相は1日、党本部で二階氏と会い、改めて今国会への法案提出をめざす考えを伝えた。
一方、公明の山口氏は1日の…
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