キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は1日、法人向けエンドポイントセキュリティのラインアップを刷新し、より包括的な対策を実現する「ESET PROTECTソリューション」と、Microsoft 365向けのクラウドセキュリティサービス「ESET Cloud Office Security」の提供を開始した。
ESET PROTECTソリューションは、マルウェア対策などの基本的なセキュリティ対策に加え、クラウドサンドボックス、Microsoft 365向け対策、デバイス紛失・盗難時の情報漏えい対策など、保護する対象や規模のニーズに合わせて多重防御を行い、包括的にエンドポイントを保護するソリューション。
共通のセキュリティ管理ツールにより、運用負荷を低減しながらクライアント端末の一元管理が可能で、端末の検出エンジンの更新やウイルス検査の実施、端末ログやレポート情報の取得、ユーザー管理や、各種セキュリティ対策の運用管理などを一元的に行い、個々の端末を適正な状態に保つことができる。
オンプレミス管理に加え、新たにクラウド管理に標準対応することで、初期費用を抑えながら導入までの時間を短縮し、サーバー構築やメンテナンスなどの負荷を低減する。さらに、管理者と利用者いずれもリモート環境にある場合もクラウドで管理できる。
中堅・大企業向けには、クラウドサンドボックスやフルディスク暗号化などによりクライアント端末を多重で防御する「ESET PROTECT Advanced クラウド」や、Microsoft 365を保護するクラウドサービス「ESET Cloud Office Security」の機能も備える「ESET PROTECT Complete クラウド」と、オンプレミス向け2製品を含めた4ソリューションを展開する。
中小企業向けには、基本的なエンドポイント保護に加え、クラウド型の管理ツールによりクライアント端末を一元管理できる「ESET PROTECT Essential クラウド」や「ESET PROTECT Entry クラウド」を新たに展開し、現行の「ESET PROTECT Entry オンプレミス」「ESET PROTECT Essential オンプレミス」と合わせて4ソリューションを展開する。
Microsoft 365のセキュリティを強化するクラウドサービス「ESET Cloud Office Security」は、Microsoft 365のオンラインコラボレーションツールを利用して共有するファイルや、送受信するメールのマルウェア対策、スパムメール対策、フィッシング対策を行い、脅威からの保護を実現する。
クラウド環境で保護するため、現在のシステム環境を変更することなく導入でき、メール経路など既存のExchange Online環境も変更せずに利用できる。
クラウド管理コンソールにより、マルウェアやスパムメール、フィッシングメールの統計情報や検出状況を確認できる。セキュリティ管理者は統計情報を元に、標的型攻撃の危険にさらされているユーザーの確認や、直近のサイバー攻撃の傾向を把握できる。
中堅・大企業向け製品の価格(税別)は、「ESET PROTECT Complete クラウド」が5710円、「ESET PROTECT Advanced クラウド」が4200円(新規/追加/更新、100~249ライセンスの場合)。「ESET PROTECT Advanced オンプレミス」が3710円、「ESET PROTECT Essential Plus オンプレミス」が3160円など(新規/追加、100~249ライセンスの場合)。
中小企業向け製品の価格(税別)は、「ESET PROTECT Entry クラウド」が5950円、「ESET PROTECT Essentialクラウド」が4820円(新規/追加/更新、6~10ライセンスの場合)。「ESET PROTECT Entry オンプレミス」が5360円、「ESET PROTECT Essential オンプレミス」が3710円(新規/追加、6~25ライセンスの場合)。
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