バルセロナ所属のスペイン人MFカルレス・アレニャ（25）のヘタフェ移籍が合意したと、スペイン紙マルカ電子版が8日に報じている。間もなく正式発表され、契約年数は5年間、移籍金は500万ユーロ（約6億5000万円）になる予定である。 アレニャは昨季後半戦、日本代表MF久保建英と同じタイミングでヘタフェに期限付き移籍し、素晴らしいパフォーマンスを披露してチームの1部残留に貢献した。これによりヘタフェのアンヘル・トーレス会長およびクラブ首脳陣のお気に入りの選手になっているだけでなく、新監督に就任したミチェルが獲得に向け強い要望を出したとのことだ。 アレニャの元にはさまざまなクラブからオファーが届いていたが、ヘタフェ加入を第1選択肢に考え、入団を決意したと同紙は伝えている。 バルセロナは当初、ヘタフェに移籍金として800万ユーロ（約10億4000万円）を要求した。一方、ヘタフェはその金額を下げるため、アレニャを将来、他のクラブに売却した場合、バルセロナにその移籍金の一部を支払う提案を出し、最終的に移籍金500万ユーロ（約6億5000万円）で合意したとのことである。 移籍が正式決定した場合、アレニャはビトロ、ホセ・マシアス、ステファン・ミトロビッチに続き、ヘタフェの今夏4番目の新加入選手となる。 （高橋智行通信員）
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