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Sunday, September 19, 2021

戦後の子どもたち保護に尽力 澤田美喜さん生誕120年祝う|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

戦後、日本人女性とアメリカ兵などとの間に生まれた子どもたちを保護する活動に力を尽くした澤田美喜さんの生誕120年を祝う催しが19日開かれました。

澤田美喜さんは三菱財閥の創業家に生まれ、昭和23年に日本人とアメリカ兵などとの間に生まれた子どもたちを保護する施設「エリザベス・サンダース・ホーム」を神奈川県大磯町に設立しました。
ホームは、今は児童養護施設になっていて、澤田さんの生誕120年にあたる19日、敷地内にある記念館で催しが開かれました。
催しは新型コロナウイルス対策で参加者を限定して行われ、司祭が祈りをささげたあと、日没を知らせる鐘がなると、ステンドグラスに明かりがともされました。
戦後まもなく生まれた海外にルーツを持つ子どもたちは、当時「混血児」と呼ばれ、生まれてまもなく遺棄されることも相次いだといいます。
澤田さんは、こうした子どもたちおよそ2000人を施設で受け入れ、教育や職業訓練を行いました。
澤田美喜記念館の武井久江チーフアドバイザーは「戦後の混乱期を知らない世代が多くなってきましたが、弱い立場の人を守るために戦った澤田美喜の功績を後世に伝えていきたいです」と話していました。
記念館は、感染対策のため当面、休館していますが、ステンドグラスのライトアップは今月23日まで行われるということです。

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