2021年11月28日 12:00更新 - 1分前
絶滅の危機に瀕している火打山のライチョウを保護するための調査活動資金を、妙高市がクラウドファンディングで募っています。
ライチョウは国の天然記念物で絶滅危惧種に指定されています。中でも火打山のライチョウの生息数は国内最小と言われ、去年の調査では22羽を数えるのみでした。市がこれまでに行った調査では、火打山の山頂周辺でライチョウのエサとなる高山植物が減っていることや、ニホンジカなどの大型哺乳類が見られることなどが分かっています。
市では今後も調査を進めるため、その費用を工面しようと4回目となるクラウドファンディングでの寄付を募っています。目標金額は140万円です。募集サイトは「さとふるクラウドファンディング」で一口1000円から受け付けています。期間は来月21日までです。
寄付金は、ライチョウの冬の生息範囲を詳しく調べ、そのエリアに人が入り込まない対策が必要か検証する費用に役立てられます。
クラウドファンディングについて詳しくは妙高市のホームページをご覧ください。
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