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Friday, November 5, 2021

ガラパゴス諸島の保護区拡大、中国漁船団を警戒 - Wall Street Journal

 【ボゴタ(コロンビア)】自然保護活動家たちは南米エクアドルから中米にかけての太平洋上の広い範囲に海洋保護区を拡大することは、漁業資源を略奪していると非難を浴びる中国の巨大な漁船団を阻止するための重要な一歩だと考えている。だがそれを実施するのは並大抵のことではないようだ。

 エクアドル、コロンビア、パナマ、コスタリカの各国政府が2日発表した計画によると、有名なガラパゴス諸島は海洋回廊を通じて、コロンビアのマルペロ島や中米の沖合に浮かぶココス島およびコイバ島と一体化される。その目的は、米アリゾナ州の2倍の広さがある海域を、産業的漁業の立ち入り禁止区域にすることだ。

 「最大の特徴は、これが(世界で)初となる多国間保護区であることだ。大きな一歩だ」。中南米の政府に助言を行っている米環境保護団体ミッション・ブルーの国際海洋政策専門家、マキシミリアーノ・ベロ氏はこう話す。「われわれにはこの海域を保護するのに役立つ技術と、驚くべき情報を提供してくれる人工衛星がある」

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