ブラッド・スミス (Brad Smith)
プレジデント 兼 副会長
※本ブログは、米国時間 3 月 4 日に公開された ”Microsoft suspends new sales in Russia” の抄訳を基に掲載しています。
世界の他の地域の人たちも感じているように、私たちはウクライナ戦争から入ってくる映像やニュースに恐怖や怒り、悲しみを覚え、ロシアによるこの不当でいわれのない違法な侵略を非難しています。
このブログでは、前回お伝えしたブログに基づき、マイクロソフトの行動に関する最新情報をお伝えしたいと思います。
本日、マイクロソフトはロシアにおける当社製品とサービスの新規販売をすべて停止することを発表します。
また、米国、欧州連合、英国の政府と緊密に連携して足並みをそろえ、政府の制裁決定に従ってロシアでの事業の多くを停止します。
マイクロソフトは、各国政府と緊密に連携して具体的な措置を講じることがウクライナ支援に最も効果的だと考えており、状況の進展に応じてさらなる対応をとる予定です。
当社の取り組みの中で最も影響力のある分野は、間違いなくウクライナのサイバーセキュリティを保護することでしょう。ロシアは最近、ウクライナの主要な放送局にサイバー攻撃を仕掛けるなどさまざまな活動を続けていますが、今後もマイクロソフトはウクライナのサイバーセキュリティ当局がロシアの攻撃から身を守ることができるよう、積極的に取り組みを進めます。
戦争が始まって以来、マイクロソフトはロシアが 20 以上のウクライナ政府、IT、金融業界の組織に対して取ってきた態度や、破壊的で妨害的な措置に反対し、行動を起こしてきました。また、複数の民間サイトを標的とした新たなサイバー攻撃にも対抗してきました。こうした民間人への攻撃が、ジュネーブ条約に違反するとの懸念も公式に表明しています。
また、ウクライナの人たちの支援に向け、人員も引き続き投入しています。当社の Microsoft Philanthropies および UN Affairs チームでは、赤十字国際委員会 (ICRC) や複数の国連機関と緊密に連携し、主要な NGO にテクノロジと資金を提供することで難民を支援しています。さらに、必要に応じて進行中のサイバー攻撃からこうした組織を防御しています。
マイクロソフトは企業として、ウクライナの従業員の安全確保に尽力しており、常に連絡を取り合いながらさまざまな形で手を差し伸べ、命や安全のために避難が必要な人たちなどへのサポートを提供しています。
他の多くの人たちと同様、私たちは平和の回復を求めるウクライナを支持し、ウクライナの主権の尊重と国民の保護を呼びかけていきます。
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