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Wednesday, May 18, 2022

コーナミが応募超過となったソフトバンク・ビジョン・ファンド2主導のシリーズC資金調達を6800万ドル超で完了:時事ドットコム - 時事通信ニュース

量子安全なプライバシー保護コンピューティングはデータインテリジェンスとクラウドセキュリティーの市場を一変させる

米カリフォルニア州キャンベル--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- 「コアの津波」にちなんだ名称のCornamiコーナミ)は本日、応募超過となったソフトバンク・ビジョン・ファンド2主導のシリーズC資金調達を6800万ドル超で完了したと発表しました。この資金調達では、インパクト・ベンチャー・キャピタルとオクターブ・ベンチャーズの強力な参加を得たほか、既存投資家と内部関係者のサポート、以前発表したアプライド・ベンチャーズからの戦略的投資がありました。

コーナミは、複数の最重要かつ複雑なアプリケーション向けリアルタイムコンピューティングを実現するために、不利益なしで性能を拡張できるソフトウエアディファインド型の次世代TruStream®コンピューティング・ファブリック・アーキテクチャーを開発しました。当社の独自技術により、消費電力と遅延を低減しながら、エッジかクラウドかに関係なく今日の膨大なデータセットのパフォーマンスを大幅に拡張することができます。この拡張には、最も注目すべきこととして、暗号化データセットに対する量子安全なプライバシー保護コンピューティングを実現する完全準同型暗号(FHE)の高速化が含まれており、これはクラウドセキュリティーに不可欠なものです。

FHEは、暗号化データに対して任意の操作を行う機能を提供することで、使用中のデータの復号化という、今日のクラウドコンピューティングにおける最大かつ最も困難なセキュリティー脆弱性の1つに対する優れた解決策を提供します。FHEでは、根底の機密平文データが暗号化されたままであるため、代償の大きい情報漏えいやサイバー犯罪にさらされることがありません。つまり、コンピューティング環境が侵害されたものと仮定して、データを保護するのです。

インターネットを駆使した今日の経済では、ますます大量のデータが生成され続けています。私たちは、機械学習(ML)と人工知能(AI)によるデータインテリジェンスの時代に生きています。機密データを明かすことなくこれらのモデルを共有して、それを収益化する能力は、規制の厳しい市場において大きな市場機会を実現するインテリジェントな洞察的知見のための大きな進歩を生み出します。例えば、画期的な治療法を加速するための大規模な患者統合データセットを活用した多人数医学研究や、不正のリアルタイム検出のための金融機関同士の越境データ共有などがあります。これにより、データのプライバシーを保護しながら、並外れた価値を提供することができます。組織や司法管轄の境界を越えた安全な連携を実現する能力は、デジタルエコノミーにとって不可欠です。

FHEの導入に関するこれまでの課題は、集約的な計算が必要であるため、従来のプロセッサーでは商業的に実用的でないということでした。コーナミは、拡張性がある独自のコンピュートファブリック機能により、これらの暗号化データセットをリアルタイムで市場価格にて処理し、パラダイムシフトを起こします。

コーナミの最高経営責任者(CEO)であるウォルデン(ウォーリー)・ラインズ博士は、次のように述べています。「実用的なFHEが利用可能になったことは、クラウドコンピューティング市場や情報処理産業全体にとって市場を一変させるものです。今日、コンピューティング環境において、トロイの木馬を埋め込まず、従業員の内部リスクなしに、ハッキング防止のファイアウオールを確保し、オペレーティングシステムとプロセッサーのセキュリティーを確保することは不可能です。プライバシーとデータセキュリティーは、FHEによって達成可能な目標となり、データ、アプリケーション、サービス結果の完全な機密性を維持しながら、さまざまなサービスにアクセスできるようになります。」

ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズのマネジングパートナーであるエリック・チェン博士は、次のように述べています。「私たちは、データから知識と洞察的知見を効率的に抽出する能力によって、インテリジェンスの時代が推進されると信じています。コーナミ独自の拡張性あるコンピューティングアーキテクチャーは、経済成長、科学的発見、革新を推進する産業の能力を根本的に強化することができるリアルタイム完全準同型暗号を実現することを目的としています。私たちは、ラインズ博士およびコーナミのチームと協力してこれを実現できるものと期待しています。」

インパクト・ベンチャー・キャピタルの創業ゼネラルパートナーであるジャック・クロフォード氏は、次のように述べています。「コーナミの技術は、今日のリアルタイム・ハイパフォーマンス・コンピューティングの要件に対応できる独自能力に加え、サイバーセキュリティー、人工知能、クラウドコンピューティングなどの大規模な成長市場向けのプログラミングに柔軟に対応できる能力を持っています。コーナミの経営陣はそのキャリアを通じて、これまで何度も新技術を成功裏に市場に送り出してきました。私たちはコーナミに対する初期投資家として、ソフトバンク、オクターブ・ベンチャーズ、アプライド・ベンチャーズなど、価値の増大をもたらす投資家と共に投資を継続できることを大変うれしく思います。」

シリーズC資金調達により、コーナミは製品の市場投入に傾注すべく、顧客およびパートナーへのアウトバウンド活動を強化できるようになります。

コーナミについて

コーナミは、リアルタイム環境におけるインテリジェントコンピューティングの導入に傾注しています。当社は、今日、そして将来に向けて増え続ける膨大なデータセットに対するコンピューティングニーズの変化に対応するため、再構成可能な超並列コンピューティング・ファブリック・アーキテクチャーを開発しました。市場を一変させる当社のソフトウエアディファンド型TruStream®技術は、シングルチップの数千コアからシステム全体の数百万コアまで、前例のない線形拡張性を実現し、今日の複雑なアプリケーションの性能、コスト、電力に関する要件を満たします。www.cornami.com

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