北アフリカで開かれているユネスコの会議で、お囃子に合わせて踊る五ヶ瀬町の「荒踊」をはじめ、日本各地の同様の民俗芸能を無形文化遺産に登録することが、早ければ日本時間の３０日夜にも決まる見通しです。
世界各地の伝統文化や芸能を保護するユネスコ＝国連教育科学文化機関の政府間委員会は今月２８日からモロッコの首都ラバトで始まり、無形文化遺産への登録に向けて各国からの提案について審議を進めています。
日本からは、各地で伝承されてきた盆踊りなど、お囃子に合わせて踊る全国各地の民俗芸能「風流踊」が提案されています。
「風流踊」は、戦国時代の武者装束に身を包んだ踊り手が笛や和太鼓などのお囃子や歌に合わせて踊る五ヶ瀬町の「荒踊り」など、合わせて４１件の踊りや伝統行事で構成されています。
ユネスコの評価機関は今月１日、この「風流踊」について、無形文化遺産に登録するよう勧告していて、委員会は日本時間の３０日夕方から審議を始め、早ければ３０日夜にも登録が正式に決まる見通しです。
県内の無形文化財がユネスコの無形文化遺産に登録されるのは今回が初めてです。
からの記事と詳細 ( 五ヶ瀬町の「荒踊」ユネスコの無形文化遺産に登録決定へ｜NHK 宮崎県のニュース - nhk.or.jp )
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