津市で、11月1日、児童相談所と警察が連携して、虐待を受けている疑いがある子どもを保護する訓練が行われました。
津市の三重県警察学校で行われた訓練は、児童相談所の職員や警察官など、あわせて約40人が参加し、家庭で暴力などの虐待を受けている疑いがある赤ちゃんを一時保護するという想定で行われました。
この中で、児童相談所の職員が住宅を訪れて面会を求めたところ、父親が大声をあげて家に入るのを拒んだことから、玄関のチェーンを切って室内に入りました。
このあと、警察官や職員が連携して、両親を別の部屋に離したうえで、赤ちゃんの体にあざがあることを確認すると、赤ちゃんを住宅から連れ出して、保護していました。
県によりますと、昨年度、県内の児童相談所が児童虐待の相談に対応した件数は2408件で、統計を取り始めた平成2年度以降で最も多くなっています。
訓練を視察した一見知事は「警察だけでなく、市や町、教育機関などとの連携を強化していきたい」と話していました。
県内の児童相談所を統括する県児童相談センターの中澤和哉所長は「リスクの高いケースに対応するためには、関係機関の連携が重要だ。職員には、きょうの訓練を生かしてもらいたい」と話していました。
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