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Sunday, November 26, 2023

陸の孤島のネコたちを救出したい! 保護救出&保護猫シェルター ... - Readyfor

はじめに

ページをご覧頂きまして、まことにありがとうございます。(社)SAVE CATS OSAKAです。

 

私たちは、とある外部から隔絶された場所に取り残されている猫たちを救出するため、急遽集まったボランティア団体です。 

その場所には…産まれたての仔猫や妊婦猫、状態の優れない子等がたくさんいます。外部から隔絶された陸の孤島…。それは、大阪府堺市の臨海地域にある、とある大きな工場(※1)。正確な数は分からないものの、野良ネコが30匹以上はいると思われます。

工場内で勤める私の友人も時間を見つけては、体調の優れない子を優先的に少しずつ自宅に連れて帰り、今現在の保護数は20匹にもなります。ここ数年、猫の数が目に見えて増えてきているため、黙認されてきた感があった『餌やり禁止』を遵守するよう厳重注意の通達が出されてしまいました。

工場内は職場であり、それは当たり前の事かもしれません。餌を与えるとその場所に猫が住み着く…敷地に隣接する他の工場から猫がやってくることも考えられる…これ以上、猫を増やさないための苦渋の決断は理解できますが、活動範囲の狭い仔猫や明らかに病気を抱えているような猫にとって、餌をもらえないというのは死と隣り合わせになります。

ちょっと手を差し伸べれば生きていく事ができる小さな命を見て見ぬ振りはどうしてもできなくて…、なんとかしたい!この子たちを助けたい!その思いを共有した仲間たちと、このプロジェクトを立ち上げる事になりました。

※1)ページ閲覧者の方々から問合せ等が相次いだ場合、通常業務に影響があるため、敷地管理者から場所や企業名は控えるよう要請がありました。明示は避けたいと思います。敷地内での捕獲許可は得ています。掲載している画像は捕獲地の所有者より許諾を得て掲載しています。

【(社)SAVE CATS OSAKA】

所在地:大阪府堺市

設立年:2023年9月

メンバー数:5名

プロジェクト立ち上げまでの経緯

昨年、ボランティアで参加していた保護ネコ活動団体の代表者に相談し、工場への敷地内保護活動の申し入れをしてもらいました。 ただ、工場内の従業員は皆、エッセンシャルワーカー扱いになるため、コロナ禍の状況では簡単に外部の人間の立ち入り許可は出ませんでした。コロナが2類から5類に変わって、いよいよこれから保護できる…と思った矢先に、諸事情で計画が頓挫してしまいました。

目の前に今にも消えてなくなりそうな小さな命があるのに…保護ができない。目の前が真っ暗になりました。 30匹の保護には避妊去勢代、ワクチン代等それなりの費用が掛かる…、シェルターの収容数にも限界がある…、すべてのネコをシェルター収容できるか何ともわからない…。

ネコを一匹保護するためにはワクチン代や手術代に約2万円の費用が掛かります。支援金や団体メンバーの寄付等でなんとかギリギリのところで踏ん張っている保護猫活動団体。私たちだけではなく、全国の保護猫団体が抱える問題とも言えます。

工場で務める友人から「妊婦猫がいる。何とかならないか?」と相談を受け、苦労して保護してもらい、私の自宅に運んでもらいました。連れて帰ってほどなく出産。何とか間に合って胸を撫でおろしましたが、『残りのネコたちはどうしよう?自宅で保護するのも限界がある…すでに30匹以上いるのに…』と悩み苦しんでいる時に、大学4年になる娘が声を掛けてくれました。 

『そんなに助けたいネコがたくさんいるなら、庭にシェルターを作ればいいじゃない!今の団体が受け入れてくれないのなら、お母さんが新しい活動団体を立ち上げたらいいじゃない!お金が必要なら私もアルバイトしてでも手伝うから!』

涙が止まりませんでした。

ネコのためなら…死に物狂いでやってみようか…そう決心した瞬間でした。それがこのプロジェクトを立ち上げるに至った経緯です。 

クラウドファンディングの内容

草, 屋外, グリーン, 座る が含まれている画像

SAVE CATS OSAKAの拠点になる場所は、代表者の自宅庭に作る予定のシェルター。コンテナハウスを設置する予定です。

庭は元々日本庭園だったため、大きな岩が埋め込まれているので整地にそれなりの費用が掛かります。

【資金使途】

・保護猫約30頭の避妊去勢手術費及びワクチン代:60万円

・整地費:50万円

・基礎工事費:80万円 

・コンテナハウス購入費:90万円

・コンテナハウス設置費:30万円

・エアコン他什器類購入設置費:30万円

・電気・水道工事費:40万円

以上が今回のクラウドファンディングでご支援頂きたい金額です。

総額380万円の費用のうち、まずは 300万円を第一目標として設定したいと思います。

※仮に、何らかの事情で工場の方から保護活動の停止を求められて、中途で活動が妨げられた際には、残った支援金は今後の活動費(シェルター内の猫たちの餌代や病院代等)に充てることになります


【コンテナハウス完成までのスケジュール】

土木基礎工事(草刈り、石撤去)1日→水道工事(給排水管)1日→コンクリ打設1日→乾燥4日→エクステリア工事(プレハブ設置)1日→電気工事1日→波板囲い工事1日 約2週間を見込んでいます。

活動のこれからについて

私たちSAVE CATS OSAKAは現時点で一般社団法人です。本来であれば、特定非営利法人のNPOとして活動を始めたかったのですが、行政に相談したところ、NPO法人登録には早くて半年、場合によっては1年以上掛かると分かり、時間の猶予がないと考えて、非営利の一般社団法人としてスタートしました。

クラウドファンディングを成功させ、活動が軌道に乗れば、拠点のある堺市に改めてNPO法人の申請をする予定です。SAVE CATS OSAKAをNPO法人にし、公的に認めてもらえる保護ネコ活動団体にしたいと考えています。

今回、保護活動を行うに当たって、相談した工場の総務チームからも全頭保護を目指して全面的に協力するとありがたい言葉を頂きました。工場のネコたちを全頭保護し、雨露がしのげるシェルターで安心して暮らせるようにしてあげ、そして譲渡会を開き、里親を見つけてあげる…もちろん、余力があれば他の地域のネコたちも助けたい…目の前のノラ猫がいなくなるまで、活動を続けていきたい!その気持ちに偽りはありません。  

軽んじて良い命なんて…この世にあってはならない…

我々ニンゲンが少し手を差し伸べてあげれば、助かる小さな命がそこにあるのなら… 

その思いの灯を決して消すことなく活動し続けます。

まだスタートラインに立っただけの私たちですが、皆さまのご支援で一歩前に進みたいと思います。

心からご支援お願い申し上げます。 

メンバー紹介

SAVE CATS OSAKA

代表 竹澤真沙美(たけざわまさみ)

昔から猫が好きで、野良猫たちをみるとほっておくことができず、近所でTNR活動をする傍ら、緊急性のある子達を10年ほど前から自宅に連れて帰り治療をし、看取ってきました。保護した猫が現在自宅にいます。溶血性貧血から見事に復活した子やFIPの子たちもいます。どの子も大切な命です。大切な家族です。 

現在は、役員で手分けし、保護できる子、妊婦の子を優先的に保護して妊婦さんは自宅で出産してもらい、里親さんのところで幸せに暮らしてもらってます。現在も継続的に体調が悪い子や子猫を保護できる範囲で保護し治療や里親さん探しをしています。

今回工場の子達のことを伝え聞き、何とかしたく1年半ほどボランティアで参加していた保護猫団体に保護の要請をしたのですが、願い叶わず途方にくれていました。私たちが諦めると工場の子達はどうなるの?別の保護猫団体に頼んでみる?自宅に入れるにはあまりにも数が多すぎる…。悩んだ末に、保護猫団体を自分たちで立ち上げて、シェルターを作ろう!誰もやらないなら、自分たちでなんとかしよう!と一念発起しました。そのための当面の活動資金がどうしても必要になります。皆さまのあたたかいご支援を切に願います。 人間もネコも命の重さは同じ…その思いを持ち続けて頑張ります。

 

応援メッセージ

ハラミチヨ様(イラストレーター)

Savecatsosakaの立ち上げと、クラウドファンディングのお話を聞き、リターン品として、今回わたしのイラストが入った傘を作ってくださっているブランドがその傘を提供してくださるということで、それはぜひとお願いいたしました。 

私たちのまわりにいるネコと呼ばれる動物は、太古ニンゲンがリビアヤマネコを家畜化させたもので、野生動物ではありません。ニンゲンが勝手な都合で作り出し、そして都合が悪くなっては捨てたために、こんな住み辛いニンゲン社会の外の世界で生きていくしかなくなったのです。ニンゲンが作ったルールというのは、時に他の動物がないがしろにされがちです。どうか生きているのが、自分たちだけではないことを分かっていただきたいです。 

今回、工場内という関係者以外は干渉できない限られた場所で、満足に食べる事もままならないという状況は猫たちにとってあまりに過酷です。 私の家にも元保護ネコが3匹います。今やいないことが考えられない存在です。 このクラウドファンディングが成功して、工場内のネコすべてが保護され、いつか溺愛してくれる里親さんの元で穏やかな毎日が送れるよう願って止みません。 

             

井出やす香様(シノワズリーモダン京都 代表取締役)

シノワズリーモダン京都にはネコ部という社内サークルがあります。

「不幸な境遇のネコたちを少しでも減らしたい」という信念のもと、ネコ好き社員たちがネコグッズを企画販売して、収益の一部を保護猫活動団体に寄付するという活動をしています。

今回、イラストレーターのハラミチヨさんがsavecatsosakaのクラウドファンディングに協力するとお聞きして、私たちもお力添えしなければいけない案件だと思い、ハラさんと連携してリターン品の提供をさせて頂くことになりました。

私もネコ好き社員の影響で3年前から猫を飼い始め、ネコが傍にいる愛おしい毎日に人生の喜びを感じています。

世の中のすべてのネコが幸せになって欲しい…その思いを持ち続けて、保護猫団体支援を可能な限り続けていくつもりです。

これから始まるsavecatsosakaの活動は、様々な困難を乗り越えなければいけない大変な活動だと思います。

ネコのために頑張る皆さんをバックアップできるように、我々も少しでも支援の輪が広がるよう情報発信のお手伝いをするつもりです。クラウドファンディングが成功するように心から祈っています!

山村祐美子様(teamねこのて ボランティア)

ネコイベントで知り合った友人から今回のネコ救出保護の件を聞きました。私も4年前から保護猫活動団体でボランティアをしていますが…、ノラ猫たちの過酷な環境を目の当たりにして、心を痛める事が多々あります。

本来、日本に野生の猫はいません。現在ノラ猫となっている猫たちはすべて元を辿れば家猫です。家猫をノラ猫にして増やしてしまったのはすべて人間の責任です。大きな公園にはノラ猫がいる風景は当たり前のように映るかもしれませんが、みな必死に生きています。少し手を差し伸べたら助かる小さな命があるなら、助けなければいけない…。

人間の使命だと思っています。 

Savecatsosakaの皆さんも、間違いなくそんな気持ちで活動されていらっしゃると思います。保護猫活動はとても大変です。でも、愛くるしいネコたちとの触れ合いは、大変さを一瞬で忘れさせてくれます。このクラウドファンディングが成功しなければ、工場内のネコたちに未来はないかもしれません。

ぜひ成功するよう皆様のあたたかい支援をお願いします。

  

              

 雨夜真規子様(和歌山信愛女子短期大学専任講師/博士(人間・環境学)/社会保険労務士)

工場のネコたちの事をボランティア仲間から聞き、罪のない多くの猫たちが過酷な状況に置かれていることに、大変ショックを受けました。今回、勇気と志を持った女性たちが、この猫たちを救出保護するために、新たな団体Save Cats OSAKAを立ち上げるとのこと、私も微力ながらお手伝いしたいと考えています。

先進国の中でも遅れていると言われ続けてきたわが国の動物愛護法制も、心ある法律家や政治家、そしてなにより現場の保護猫活動家の皆さまの地道な努力のおかげで、少しずつですが前進しつつあります。しかしながら、いまだ今回のような野良猫問題が全国各地で放置され続けています。その結果、企業や個人が動物愛護に関する法令に抵触するという問題はもとより、企業の敷地内において仔猫が不慮の事故に遭う場面を目の当たりにする多くの従業員の方々の精神的な苦痛は、とても看過できるものではありません。

私自身、ボランティアの1人として、度々野良猫の保護活動に関わっています。人間を警戒している野良猫たちを捕獲器で保護し、獣医に連れて行き、ワクチンと避妊・去勢手術を受けさせて…と、保護活動は本当に大変な活動です。そのような活動に、各々家事育児と仕事をこなす多忙な日々の中で、野良猫たちへの強い愛情と使命感をもって活動してくださるSave Cats OSAKAの皆さんに心から敬意を表します。

このクラウドファンディングは必ず成功させなければなりません。心ある多くの皆さまのご協力をお願い申し上げます。     

田中比朗美様(保護猫活動家)

私は岸和田市周辺で外猫をさくら猫にするTNRボランティアとして活動しています。野良猫たちを捕獲して、避妊・去勢手術、そして現場に戻して地域猫として面倒をみる…これだけでもいつも大変な思いをしています。

Save Cats Osakaの皆さんが目指す工場敷地内の全頭保護は間違いなく計り知れない苦労があるはずです。部外者は立ち入ることができない工場で、過酷な環境にある猫たち…。このままにしていいわけがありません。工場内のネコに興味のない方々には、もしかすると仕事の邪魔になる害虫にしか見えないのかもしれません。「餌やり禁止」の看板があると伝え聞き、胸が締め付けられる思いになりました。弱い小さな命を助ける事ができなくては、我々人間の生きる価値もないと思っています。私も微力ながら精一杯協力するつもりです。

このクラウドファンディングが成功しますように!皆様のあたたかい支援がありますように!

nonomaRun様(フェルト画・ペン画作家/古本屋nonomaRun Books)

このたび私の友人たちがSave Cats OSAKAを立ち上げると聞き、応援と支援の気持ちを伝えたいと思います。

保護団体の関与が難しい企業の敷地内で、車に轢かれて亡くなっている仔猫たち、飢えている猫たち、病気に罹患して苦しんでいる猫たち…。苛酷な環境に長くいる猫ほど、人間への警戒心を解いてくれるまでは長い時間がかかります。そうした猫たちを決して見捨てず諦めず、あれこれと試行錯誤を繰りかえしながら保護し、これ以上この世で哀しい運命を背負わされる猫が生まれ続けないように避妊手術を施し、そして暖かい里親さんへと繋ぐ活動は、本当に勇気と強い意志が必要だと思います。また企業内敷地だけでなく、不衛生で事故や虐待の恐れもあるような一般の地域でも保護活動を開始されておられると聞きました。

大阪・関西にも多くの保護猫団体があり、個人で保護猫活動をされている方々もたくさんおられます。それぞれのやり方や哲学は異なるかもしれませんが、根底には、この世に生まれて無駄だった、殺められてもよい命は一つもないのだ、という強い信念が貫かれていると思います。

私自身も多数の先天性疾患をもつ猫と暮らしながら、地域の野良猫さんを「サクラちゃん」に変身させて最期まで見守ったり、また保護猫カフェや保護猫シェルターの猫たちのお世話にボランティアとして関わったりしています。また保護猫活動以外に、世界や日本国内を対象とした人権系の市民団体や障害者支援団体に属しています。「生きる権利・幸せになる権利」が他者から奪われることは決してあってはならない。同じ地球に生まれたのだから、一つの種が、政治や社会体制が、他者を苦しめ命を奪うことはあってはならない。それは動物も同じです。しかし小さな声や悲鳴は消され続ける。ましてや動物たちは、人間にその想いや苦しさを自ら届けることは難しい。

Save Cats OSAKAのメンバーは、保護猫問題の解決を目指し、厳しい現場にいながらも、その目線はいつも猫にも人にも温かい。そのような方々の存在に、私は未来への希望を持ちます。本プロジェクトが成功しますように。  

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