シオンは、古民家に合わせたカラーバリエーションと古材に必要な木材保護成分を備える木部塗料「木守り専科(きまもりせんか)古民家再生塗料」を2024年1月に発売した。
木守り専科 古民家再生塗料は植物油をベースに、天然顔料や特殊樹脂などを配合した塗料だ。経年した古材を再生し、風合いや美しさを持続できる機能を備える。塗料の吸い込みを抑制し、塗装効率を高める下塗り剤も用意している。
枯茶色や枯黒色など、古民家向けの11種類の「和の色」をそろえた。自然素材で構成する屋内用と、自然素材と保護剤を配合して雨や湿気によるカビや腐れの発生、虫やアリの侵入、さらには紫外線から木材を守る屋外用がある。
古民家に使われている数十年以上が経過した古材は、木の中の油分や水分が全て抜けて本来の強度や防アリ・防虫効果が失われていることが多い。古民家を再生する場合、古材を保護するため再塗装する必要がある。だが一般的に使われている石油系の塗料は木の内部の乾燥が進み、経年劣化を早めてしまう可能性があった。
価格(税別)は、1リットル9700円から。
問い合わせ先:シオン
電話:019-677-7060
URL:https://kimamoli.jp/
からの記事と詳細 ( 古民家に合わせた色と古い木材の保護成分を持つ塗料 - ITpro )
https://ift.tt/Zr1dUjy
No comments:
Post a Comment