スイスビットは認証分野の製品ラインナップを継続的に拡大しています。今回、iShield Key ProにUSB-Cインターフェースモデルが加わったことで、今後さらに多くのユーザーに対して効果的なデジタルアイデンティティの保護を提供可能になります。スイスビットのiShield Key Proは、フィッシング、ソーシャルエンジニアリング、アカウント乗っ取りなどのオンライン脅威のリスクを最小限に抑えるだけでなく、ITシステムへのアクセス制御に多要素認証(MFA)を要求するNIS-2などのセキュリティガイドラインの実施にも適しています。
機能・互換性・設定
iShield Key ProはFIDO認証デバイスの標準機能に加えて、文書への署名や暗号化を行うPIVなどの高度な機能やプロトコルをサポートしています。また、オフラインアプリケーション用のHOTPやTOTPなどのレガシーシステムやセキュリティ技術にも対応しています。iShield Key Proは最大42個のTOTPシークレットキーを保存することができ、NFC対応Androidデバイス用の一時的パスワードはAndroid TOTPアプリで生成できます。TOTP、HOTP、PIV機能の一般的な設定には、Windows OS、MacOS、Linux OSに対応した無料ソフトウェア「iShield Key Manager」をご利用いただけます。
多様なアプリケーションの可能性
iShield Key Proは、オール・イン・ワンのセキュリティキーとしてUSB接続とNFC(近距離無線通信)に対応しているため、スマートフォンでも使用できます。さらに、非接触型データ伝送に対応していることから、アクセス制御の分野での応用も可能です。スイスビットではこれら機能の実装にあたって複数の技術パートナーとの協力を開始しており、認証デバイスの導入プロジェクトに関する問い合わせを受け付けています。
iShield Keyファミリー
スイスビットはiShield Key Proに加えて、FIDO2/WebAuthn規格とその前身であるU2Fに限定したiShield Key FIDO2も提供しており、フィッシング耐性を備えた認証システムをコスト効率良く導入することができます。iShield Key FIDO2もUSB-AとUSB-Cの両方に対応しています。
すべてのiShield Keyファミリー製品は、ドイツ・ベルリンにある自社組立工場において工業用品質で製造されており、-25度Cから70度Cまでの拡張動作温度範囲に対応します。
スイスビットについて
スイスビット(Swissbit AG)は、産業用途向けにストレージおよび組込みIoTソリューションを提供するヨーロッパ唯一の独立系メーカーです。同社は、ストレージと組込みIoTにおける独自の技術と高度なパッケージングノウハウを兼ね備えています。これらを通じて、同社顧客はクリティカルな産業機器、通信、自動車、医療、金融のアプリケーション、ならびにIoT製品向けに、堅牢なデータ保護及びデータ保存を実現しています。
スイスビットは、信頼性に優れ、耐用期間が長く、カスタムによる最適化された「ドイツ製」の産業用ストレージおよびセキュリティ製品を開発および製造しています。
スイスビットのストレージ製品には、mSATA、Slim SATA、CFast(tm)、M.2、2.5インチなどのPCIeおよびSATAインターフェイスを搭載したSSD、コンパクトフラッシュ、USBフラッシュドライブ、SDメモリカード、micro SDメモリカード、およびe.MMCなどのマネージドNAND BGAなどがあります。セキュリティ製品には、USBフラッシュドライブ、SDメモリカード、micro SDメモリカードなど、さまざまなアプリケーション固有のエディションが用意されています。
スイスビットは2001年に創設され、スイス、ドイツ、米国、日本、台湾に事業所を展開しています。同社は、Swissbit(r)およびHyperstone(r)の登録商標を所有しています。2020年以降、独立系投資会社のArdianは同社株式の過半数を保有して、同社の成長を支えています。
詳細については、https://www.swissbit.com/ja をご覧ください。
からの記事と詳細 ( スイスビット、デジタルアイデンティティを保護するFIDO認証デバイス「iShield Key Pro」にUSB-Cモデルを追加 - ドリームニュース )
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