行方不明になっていた子どもや高齢者の保護に貢献したとして埼玉県の越谷署は、越谷市の市立栄進中3年谷口慶さん(14)と、草加市の会社員荒川清さん(46)にそれぞれ感謝状を贈った。
署によると、谷口さんは4月10日午後6時半ごろ、越谷市下間久里の路上で1人で歩いている男児=当時(5)=を見つけた。間もなく迷子に関する防災無線が流れ、服装などの特徴が似ていたことから声を掛けて110番するなど保護に貢献した。感謝状を受け取った谷口さんは「人生で一回あるかないかのことなので」と喜んだ。
一方、荒川さんは2月18日午前0時15分ごろ、仕事帰りに同市小曽川を車で通りかかり、路上で頭などから出血して座り込んでいる90代の男性を発見。心配になって「大丈夫ですか」と声を掛けて車で自宅まで送り保護した。荒川さんは「感謝されて、ただただうれしい」と話した。
平沢昭彦署長は「2人の親切な心と勇気ある行動でお子さんと高齢者の方を保護することができた」と功労をたたえた。(大沢令)
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