【バンコク＝岩崎健太朗】ＡＦＰ通信などによると、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンが二日夜から、国内各地の政府軍基地などへの攻撃を再開させ、治安部隊に複数の死傷者が出ている。
タリバンは、米国からの求めで二月二十九日の和平合意の前提となる暴力削減期間を設けていた。合意二日後に「削減期間は終了した。外国軍への攻撃は控えるが、政府軍への攻撃は継続する」との内部伝達があったという。
米タリバン合意を受け、十日にもアフガン政府などとの国内協議に移る予定だが、開始されるか微妙な情勢。合意文書に含まれるタリバンの約五千人の捕虜釈放について、ガニ大統領は、合意後の記者会見で「アフガン政府は約束していない」と拒否。タリバンは政府軍への攻撃によって、釈放に向け圧力を加える狙いがあるとみられる。
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March 03, 2020 at 03:06PM
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タリバン攻撃再開 米と和平合意後、政府軍に:国際(TOKYO Web) - 東京新聞
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