シンガポールの経済ニュースサイト「ディールストリートアジア(DealStreetAsia)」によると、地場電子商取引(eコマース=EC)サイトの「ティキ(Tiki)」と「センドー(Sendo)」が、交渉を経て合併で合意したという。
今回の合併について、既に双方の株主から承認を得ているほか、消費者保護・競争局も関連書類を受理し、審査を行っているようだ。
ティキ株とセンドー株を同時に保有する投資家は存在せず、海外投資家保有率はティキが49.7%、センドーが63.1%となっている。ティキは中国系京東商城(JD.com)、センドーは日系ソフトバンク・ベンチャーズ・アジア(SoftBank Ventures Asia)がそれぞれバックアップしている。
現在ベトナムでは、ティキ、センドー、シンガポール系「ショッピー(Shopee)」、中国系「ラザダ(Lazada)」の4社が大手のECサイトとなっている。ティキは大都市、一方のセンドーは農村部をそれぞれターゲット顧客としている。
ティキとセンドーが合併すれば、ライバル企業が1社減ることになるほか、同2社から成るさらに強い勢力が誕生するものと期待される。なお、ティキとセンドーはいずれも2018年末時点で累積赤字を計上し、累積赤字額はそれぞれ▲1兆4000億VND(約▲65億円)、▲1兆3000億VND(約▲60億円)に達した。
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May 24, 2020 at 09:37PM
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地場ECサイトのティキとセンドー、合併で合意か[経済] - VIETJOベトナムニュース
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