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Saturday, May 9, 2020

半島危機時に日本人をどう保護する? 米中対立に付け込む北朝鮮 ポストコロナ時代の危機管理 - LIMO(リーモ)

ポストコロナ時代の危機管理

最近、北朝鮮の金正恩氏が重病かとの話題が世界を駆け巡り、南北国境では北朝鮮側から複数の発砲があった。

韓国は、発砲は意図的なものではないとしているが、世界が新型コロナの脅威にさらされる中でも、北朝鮮は複数のミサイルを発射している。依然として、北朝鮮の先行きは不透明で多くの不安が残る。

米中対立を巧みに利用する北朝鮮

秋の米大統領選で、トランプ氏が勝つかバイデン氏が勝つか分からないが、北朝鮮は米中対立を巧みに利用し、両国を天秤に掛けながら自らの都合に合うような行動を取ってくるに違いない。

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最近は、「ポストコロナ時代の米中関係」がホットな話題になっているが、米中とも、実は北朝鮮は切っても切れない存在なのだ。

軍事力や経済力で比較しても、米中と北朝鮮では歴然とした差があり、仮に米国と北朝鮮、中国と北朝鮮が戦っても結果は見えている。だが、核というカードを北朝鮮が持っている以上、米中とも慎重に対応せざるを得ない。

そして、もう1つ慎重に対応せざるを得ない理由がある。それは、北朝鮮が米中間の緩衝国家になっていることだ。たとえば、仮に北朝鮮が米国と外交関係を緊密化させ、米国の影響力が北朝鮮を覆うようになると、それは米国の影響力が中朝の国境まで接近することを意味する。

米国と覇権争いを展開する中国にとって、敵の勢力圏が自国の国境に接することは、“核心的利益”が阻害されるほどあってはならないシナリオである。

参考記事

ニュースレター

OSCアドバイザー/清和大学講師
岐阜女子大学特別研究員、日本安全保障戦略研究所(SSRI)研究員、日本安全保障・危機管理学会主任研究員などを兼務。
専門分野は国際政治学、安全保障論、国際テロリズム論。日本安全保障・危機管理学会奨励賞を受賞(2014年5月)、著書に『テロ、誘拐、脅迫 海外リスクの実態と対策』(同文館2015年7月)、『「技術」が変える戦争と平和』(芙蓉書房2018年9月)など。研究プロフィールはこちら

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