特産品を地域ブランドとして国が認定する制度、「GI」=「地理的表示制度」に和歌山県特産の梅で造られた梅酒が新たに指定されました。
「GI」=「地理的表示制度」は国が産地名などを含んだ特産品を地域ブランドとして登録して保護する仕組みで、品質の確保やさらなる販路の拡大が期待されています。
7日、和歌山県産の梅酒が新たに「和歌山梅酒」としてGIに指定されたことを受けて県内29の事業者で作る団体が和歌山県庁で会見を開きました。
会見では、グラスに注がれた梅酒をモチーフにしたロゴマークが発表され、GIに認められた梅酒に記されるということです。
GIの対象として認定されるのは県産の梅を原料に使い、梅を漬ける作業を県内で行うといった基準を満たした梅酒で、早ければ今月末にも認定する審査が行われるということです。
「GI和歌山梅酒管理委員会」の中野幸生会長は「リキュールでは全国で初めてGIに梅酒が指定され国内のほかに国外にも販路を拡大させたい」と期待を寄せていました。
酒類に関するGIには兵庫県の「灘五郷」や「はりま」を含め13の品目が指定されています。
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September 07, 2020 at 08:07PM
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「和歌山梅酒」 GIに指定|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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