Pages

Wednesday, February 24, 2021

AT&T、ディレクTV株の大半売却 投資会社と合意間近 - SankeiBiz

 米AT&TはディレクTV株のかなりの部分をプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社TPGに売却することで合意に近づいている。衰退する衛星テレビ事業の運営からついに手を引くことになる。

 事情に詳しい複数の関係者によれば、ディレクTVを約150億ドル(約1兆5800億円)と評価する取引となる見込み。2014年の買収合意額である485億ドルを大きく下回る。

 AT&TとTPGが合意に達すれば、今週中か来週にも発表される可能性があると、関係者らは説明した。情報の非公開を理由に匿名を条件に語った。合意に至らずに交渉が決裂することもあり得るとした。

 TPGとAT&Tの担当者は、いずれもコメントを控えた。ディレクTV株売却の交渉についてはCNBCが先に報じていた。

 AT&Tが保有株の大部分を売却できれば、ディレクTVをバランスシートから外しながらも同社のキャッシュフロー(現金収支)の一部へのアクセスを維持できる可能性がある。アクティビスト(物言う投資家)として知られるヘッジファンドのエリオット・マネジメントは2019年にAT&Tに対し、ディレクTV売却を検討するよう促していた。(ブルームバーグ Crystal Tse、Dinesh Nair)

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細 ( AT&T、ディレクTV株の大半売却 投資会社と合意間近 - SankeiBiz )
https://ift.tt/3sqJmes

No comments:

Post a Comment