「いつも家に来る猫が下半身を引きずっている。どうしよう…」 今年2月初旬、そんな連絡が北九州市に住む預かりボランティアのなつめさんのところに入りました。連絡してきたのは、なつめさんの友人。庭に餌をもらいに毎日やってくる白黒のハチワレ猫が事故に遭ったようで、下半身を引きずってやって来たといいます。さらに、辛そうに下半身を引きずるハチワレ猫の姿を見た友人の家族から「そのまま放っておいて、安楽死させろ」と心ない言葉を投げ掛けられたそうです。 【動画】保護して4カ月…今では喉をゴロゴロ鳴らしてお腹も触らせてくれるように
「放っておくことなんてできない」 電話越しでこう話し合ったなつめさんたち。動物病院に連れて行くため、保護することを決めました。獣医師「左後ろ足の肉が腐りかけている」
当時ケガをしていたためか、警戒心むき出しだったというハチワレ猫を、なつめさんの友人はなかなか捕まえることができず…2時間ほど掛かってようやく保護しました。そして、すぐに病院へ。なつめさんも病院に駆け付け、痛みに耐えながらじっとうずくまるハチワレ猫と対面しました。 ハチワレ猫の左後ろ足は骨折して損傷がひどく、獣医師からは「もう左の後ろ足の肉が腐りかけているので、残すか足を切断するかは任せてほしい」と宣告。最終的に手術となり、足を切断することになったといいます。 さらに他の足も脱臼。ただ、幸いにもずれた骨は時間が経てばもとに戻り、残された3本足でも「歩けるようになる」と言われたそうです。とはいえ、ケガが回復したとしても「3本足で外の生活は難しい」と思ったというなつめさん。そこで退院後、ハチワレ猫を預かることにしました。
友人から預かった「6番目の保護猫」だから、ロクロウと命名
3本足となった白黒のハチワレ猫は、友人から預かった「6番目の保護猫」ということで、「ロクロウ」と名付けられました。3歳くらいの男の子です。 ロクロウくんがなつめさんの友人の庭に現れたのは2年ほど前。いつも庭に来るもう1匹の雌猫と庭で一緒に昼寝をしたり、遊んだりしていました。また、普段は自分から人の足にすり寄って来る甘えん坊さんで、とてもおっとりした猫だといいます。
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