米AMDは6月1日(台湾時間)、開催中のComputex Taipeiで、ゲーミングノートPC向けGPU「Radeon RX 6000M」シリーズを発表した。昨年10月発表の「Radeon RX 6000」シリーズと同様に、「Radeon DNA 2」(RDNA 2)アーキテクチャに基づく7nmプロセスの「Big Navi」をコアに搭載する。
シリーズを構成するのは「RX 6800M」(145W以上で構成可能)、「RX 6700M」(最大135W)、「RX 6600M」(最大100W)。
ハイエンドの6800Mは米NVIDIAの「RTX3080」と同等以上のフレームレートで最新のAAAゲームを実行でき、バッテリー駆動時はNVIDIAのチップを上回ると主張した。1440p/120fpsの性能で、レイトレーシングと従来のエフェクトを組み合わせたリアルなビジュアルを実現するとしている。
6700Mは解像度1440p/100fps、6600Mは1080p/100fpsゲームに適しているという。
ASUS、HP、MSI、LenovoがRX 6000Mシリーズ搭載ノートPCを発売する予定。まずはRadeon RX 6800M搭載のASUSの「ROG Strix G15/17」が6月初旬にBest Buyなどで発売される見込みだ。
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