Pages

Thursday, October 7, 2021

イラン外相、核合意巡る米との間接協議「まもなく再開」…露外相と会談 - 読売新聞

 【モスクワ=田村雄、ワシントン=蒔田一彦】イランのホセイン・アブドラヒアン外相は6日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相とモスクワで会談した。タス通信によると、核合意を巡り、今年6月から中断しているイランと米国の間接協議が「まもなく再開される」との認識を示した。会談後の共同記者会見で述べた。

 2015年にイランと米露中英独仏の計7か国が交わした核合意は、18年に米国が離脱して対イラン制裁を復活させた。これに反発するイランが制限していた核開発を拡大させている。

 アブドラヒアン氏は会見で、バイデン米大統領の「合意実現のため真剣に取り組む意向がある」とのメッセージを米側から受け取ったと述べた。ラブロフ氏は「米国の核合意復帰と、違法な制限の撤廃が期待されている」と述べた。

 会談に先立ち、ラブロフ氏は6日、ブリンケン米国務長官と電話会談した。米国務省によると、両氏は、米国の核合意復帰とイランの核開発制限の早期実現を目指す重要性で一致した。ブリンケン氏はその後、訪問先のパリでの記者会見で、核合意に参加するロシアは「重要な一員だ」と述べ、核協議で影響力を行使するよう促した。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( イラン外相、核合意巡る米との間接協議「まもなく再開」…露外相と会談 - 読売新聞 )
https://ift.tt/2Ywpygy

No comments:

Post a Comment