ことし7月に世界文化遺産に登録された秋田県北秋田市の伊勢堂岱遺跡では、本格的な冬を前に雪から遺跡を保護するため環状列石にシートをかぶせる作業が行われています。
ことし7月、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の1つとして世界文化遺産に登録された秋田県北秋田市の伊勢堂岱遺跡は、積雪のため毎年11月から翌年の4月ごろまで遺跡が閉鎖されます。
4日は、雪から環状列石を保護しようと北秋田市役所の職員などおよそ10人が、遺跡を踏まないよう慎重に歩きながら石にシートをかぶせて土のうを置いて固定していました。
北秋田市によりますと、遺跡保護のため、石にははっ水剤が塗られていますが、気温が氷点下に下がると石にしみこんだ水が凍って膨張し亀裂ができる恐れがあることから、4つの環状列石にある合わせて4000個ほどの石にシートをかぶせて冬に備えることにしています。
北秋田市教育委員会の榎本剛治さんは「来年の4月まで遺跡を見ることはできませんが、遺跡について学べるガイダンス施設を訪れてもらい春になったらぜひ遺跡を見に来てほしいです」と話していました。
からの記事と詳細 ( 世界文化遺産の伊勢堂岱遺跡 冬を前に環状列石の保護作業|NHK 秋田県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/3q2yUMt
No comments:
Post a Comment