[グラスゴー 10日 ロイター] - 米国と中国は10日、第26回気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、メタン削減や森林保護、石炭の段階的廃止を含む気候変動対策を巡る協力強化に向けた枠組みを巡り合意した。
バイデン米政権で気候変動問題を担当するケリー大統領特使と中国の気候変動担当特使を務める解振華氏が合意を発表。ケリー特使は「われわれは協力し、COP26の成功に向けた支援を開始する」とし、「全てのステップが重要で、長い道のりが待っている」と述べた。
解氏は、中国が排出削減目標を強化し、メタンに関する国家計画の策定を目指すと表明。さらに、両国が森林破壊をやめる取り組みを拡大することを望んでいるとし、「COP26の成功を確実にし、野心的かつ均衡の取れた結果を促進するため、双方が連携し、他の当事者と協力する」と言明した。
グテレス国連事務総長はツイッターへの投稿で、米中の合意を歓迎。「気候危機への取り組みには国際的な協力や結束が必要で、米中の合意は正しい方向に向けた重要な一歩」と述べた。
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