大豆くんは、車のボンネット内に入ったところを保護された
とある保護猫ボランティア団体に所属しているという飼い主さん。2021年6月6日に開催された保護猫の譲渡会に参加していたところ、運営メンバーの方から「子猫を保護したので、一時預かりできる人を探している」という話を聞いたそうです。 飼い主さん: 「その運営メンバーの方のご家族が、近所で子猫の鳴き声が聞こえるということで、子猫を保護するために家の周りなどをずっと探してくれていたみたいです。 子猫は生後約2カ月程と小さく、探して捕獲するのが難しかったみたいで…。2、3日程格闘していたそうですが、6月6日の昼過ぎにご家族から『保護に成功した』との連絡が運営メンバーの方のところに入りました。どうやら、ご家族の車のボンネット内に入ったところを保護したそうです。この子猫が大豆でした。 連絡を受けたあとに、預かりボランティアたちの中で、『誰がボンネットのコを預かるか』という話になったので、『私が預かりたいです!』と立候補したのが始まりです」 6月6日の譲渡会終了後、飼い主さんは待ち合わせ場所に大豆くんを迎えに行き、家へと連れて帰ったのでした。
お世話をするなかで、「大豆くんと離れたくない」と思うように
猫風邪を引いていた大豆くん。目は腫れていて、目ヤニや鼻水もひどかったのだそう。翌日、動物病院に連れて行くと、猫風邪とコクシジウム症の診断がされたのだとか。 それからは毎日、朝晩の投薬のほかに眼軟膏を1日4回、トイレはこまめに掃除するなど、ハードな日々が続いたそう。大変なことも多かったそうですが、大豆くんのお世話をするなかで飼い主さんの気持ちが少しずつ変化していったといいます。 飼い主さん: 「野良猫はとても警戒心が強く、人の手を怖がるコも多いですが、大豆はそんなことは全然なく、なでるとすぐに喉をゴロゴロ鳴らすコでした。大豆のあまりの人なつっこさに情が移りまくり、預かりを初めて1週間経つ頃には、私も子どもたちも大豆にメロメロでした。 大豆と接するなかで、『うちのコにしたい』という気持ちが日に日に増していっていました。そんなときに、運営メンバーの方に大豆を次の譲渡会に出せそうか聞かれたんです。 1週間ほど悩みましたが、『このコは手放せない。うちのコにします!』と返事をしていました」 大豆くんを正式に家に迎える決意をした飼い主さんご家族。2021年6月末に、正式譲渡に至ったそうです。
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