米 ウォルト・ディズニーは19日、グーグルの「ユーチューブTV」プラットフォームに自社制作番組の提供を続けることで合意した。先の契約が切れた後、視聴できなくなっていたスポーツ専門チャンネルESPNや他のネットワークへのアクセスが復活した。
ディズニーとグーグルの動画サービス部門の間で交わされていた先の契約はニューヨーク時間17日午後11時59分(日本時間18日午後1時59分)に切れた。ディズニー側は「一時的な混乱だ」と説明した。
ディズニーは19日の発表文で「市場に見合う適正な条件に達するためのグーグルの協力に感謝する」と表明した。ディズニーがグーグルと交渉したチャンネルにはESPNのほか、ABC、FX、ディズニー・チャンネルが含まれる。
今回の合意は、消費者がオンデマンドの動画配信サービスを好み料金が高額なケーブルテレビの契約を解消する傾向にあってテレビ業界が置かれている不安定な立場を反映している。ディズニーのようなTVチャンネルのオーナーは売上高と利益のかなりの割合を番組配信会社からの手数料収入で確保している。ただユーチューブTVなどオンライン業者は自らをコストが低めの代替業者と位置付け、多くのチャンネル構成に対して支払う手数料が高いことに不満をつのらせている。
原題:
Disney Reaches Distribution Deal With Google’s YouTube TV (1)(抜粋)
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