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Tuesday, September 27, 2022

タレス、DevSecOpsチーム向けデータ保護ソリューションの無償提供版を発表 - PR TIMES

  • タレス、CipherTrust Data Security Platform Community Editionの発表により、開発者やDevSecOpsチームに業界トップの鍵管理および暗号化プラットフォームを提供
  • Community Editionでは、データ保護コントロールをマルチクラウドアプリケーションへ簡単に展開することが可能に


デジタルセキュリティの世界的リーダー企業であるタレスは本日、CipherTrust Platform Community Editionを発表しました。本プラットフォームの導入により、DevSecOps(ソフトウェア開発のすべての工程にセキュリティを組み込んでおくこと)チームは、データ保護コントロールを数週間ではなく数分でマルチクラウドアプリケーションに展開することが可能になります。

CipherTrust Platformは、データ保護アプリケーションにおいて、世界で最も広く活用されている暗号化および鍵管理ソリューションであり、機密データ資産を保護するために世界中のITチームに使用されています。CipherTrust Platform Community Editionは、開発者やDevSecOpsチームを対象としたバージョンで、ソリューションを評価し、ワークフローとビルドパイプラインへの統合を実現します。タレスは、データ保護テクノロジーの実装における摩擦を減らし、組織が開発から本番環境へと拡張するためのより簡単なパスを提供します。

シームレスに本番環境へ

CipherTrust Platform Community Editionから始めることで、開発者とDevSecOpsチームはエンタープライズレベルのソリューションを確実に実装でき、拡張または本番環境への移行の準備が整ったときに、CipherTrust Enterprise Platformへシームレスにアップグレードすることができます。Community Editionは無期限無料版のCipherTrust Manager と、CipherTrust Transparent Encryption for KubernetesおよびCipherTrust Data Protection Gatewayという2つのCipherTrustコネクタで構成されています。

暗号鍵の一元管理を簡素化

アプリケーションとコンテナに関連付けられた暗号鍵と証明書を保護することで、DevSecOpsチームは組織のセキュリティ戦略における重要な要素を管理できます。Community Editionを使用すると、開発者はマルチクラウドアプリケーション全体の鍵管理とポリシーを一元化できます。ソリューションに安全なルートオブトラスト(信頼の起点)が必要な場合、CipherTrust Enterprise Platformにアップグレードすると、FIPS 140-2 レベル3準拠のタレスのLuna Hardware Security Modulesにアクセスすることができます。

データ保護コントロールを透過的に展開

進化し続けるセキュリティの脅威とコンプライアンス規制の中で、DevOpsが求めるスピードでセキュリティ強化対策の実装・展開を成功させることは、組織にとって終わりの見えない課題となっています。DevSecOpsチームはCommunity Editionを使って、レガシーなアプリケーションとクラウドネイティブアプリケーションのデータを迅速に保護できます。アプリケーションのソースコードを1行も変更することなく、Kubernetes環境のRESTfulコールとコンテナ化されたアプリケーションの機密データを保護できます。

タレスの暗号化製品担当バイスプレジデントであるトッド・ムーア(Todd Moore)は次のように述べています。
「組織は、セキュリティ戦略にゼロトラストソリューションを実装する必要性をますます認識し始めています。同様にDevSecOpsチームは、デジタルトランスフォーメーションのリスクを軽減するために、アプリケーション開発サイクルの各段階にセキュリティプラクティスを自動化し、統合することを望んでいます。CipherTrust Data Security Platformの無期限無料版により、アプリケーション開発者はほんの数分でデータ保護コントロールをマルチクラウドアプリケーションに展開でき、データセキュリティの実装における複雑さを解消し、コンプライアンスへの対応時間を短縮できます」

S&P Global Market Intelligence傘下の451 Researchのシニアリサーチアナリスト、ジェイ・ライマン(Jay Lyman)は次のように述べています。
「多くの企業では、DevSecOpsの実装方法の模索が続いています。これは、セキュリティチームが組織のセキュリティをエンドツーエンドで管理するという従来の考え方からの脱却を意味しています。組織は、共同作業に慣れていないチーム間のコラボレーションが、リリースの高速化や効率の向上など、クロスドメインの目標を達成するために不可欠であることを認識する必要があります(*1)」

*1) S&P Global Market Intelligence傘下の451 Research - Voice of the Enterprise: DevOps、Organizational Dynamics 2021

CipherTrust Platform Community Edition無償提供版のカタログダウンロードはこちら。
https://cpl.thalesgroup.com/sites/default/files/content/product_briefs/field_document/2022-08/ciphertrust-platform-community-edition-pb-jp.pdf

タレスグループについて
タレス(本社:フランス・パリ、Euronext Paris: HO)は、コネクティビティ、ビッグデータ、人工知能、サイバーセキュリティ、量子コンピューティングといったデジタルやディープテックのイノベーションに注力する先端テクノロジーのグローバルリーダーとして、社会の発展に向けた基盤形成により、誰もが信頼できる未来の構築を目指しています。
意思決定者への支援に注力するタレスは、防衛、航空、宇宙、陸上交通、デジタルアイデンティティ&セキュリティ市場に向けた製品・サービスの提供と共に、企業・団体・政府機関などあらゆる組織の重要性が高い業務遂行への貢献に尽力しています。
68カ国に8万1,000人の従業員を擁するタレスの2021年度売上高は、162億ユーロを記録しています。

タレスDISジャパン(株) クラウドプロテクション&ライセンシング事業部門について
タレスDISジャパン(株)のクラウドプロテクション&ライセンシング事業部門は、サイバーセキュリティソリューションの提供を担っており、クラウドからデータセンター、オンプレミスなどの様々な場所に保管または移動しているデータの暗号化やトークン化とHSMによる鍵管理、多要素認証と認証トークンの提供により多くの組織の重要データを保護しています。日本国内においては政府機関、金融機関、大手製造業、流通を含む様々な業種にて採用されています。
Webサイト:https://cpl.thalesgroup.com/ja

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