国の特別天然記念物、コウノトリを保護する連携協定を結んでいる徳島県と徳島市が、ことし6月に保護したコウノトリを治療して放鳥につなげていたことが分かりました。
放鳥したコウノトリは、ことし6月に徳島県松茂町で町などが保護した1羽です。
コウノトリは兵庫県で生まれた2歳のメスで、連携協定に基づき県が徳島市のとくしま動物園に調査を依頼したところ、コウノトリは胸の辺りを打撲し衰弱して飛べなくなっていたことが分かりました。
その後、動物園のスタッフが薬を注射して炎症を冷やすなどの治療を行った結果、ひと月ほどで回復しことし7月に放鳥しました。
徳島県と徳島市はことし1月にコウノトリを保護する連携協定を結んでいて、保護したコウノトリを治療して放鳥につなげたケースは、協定を結んで以降今回が初めてだということです。
コウノトリの保護をめぐっては、県が態勢を強化するため治療室や屋外の大型ゲージを備えた専用の治療施設を建設する計画で、今年度内の完成を目指して月内にも建設予定地の測量などの作業を始めることにしています。
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