池の水をいったん抜いて底を天日に干して水質を改善する「かいぼり」という作業が行われているさいたま市の池で、ボランティアの人たちが魚などを保護する作業を行いました。
さいたま市大宮区の県営大宮公園にある舟遊池では、先月から「かいぼり」が行われ、水が徐々に抜かれています。
3日は、およそ200人のボランティアの人たちが池の中にいる生き物を捕まえて保護する作業を行いました。
参加した人たちは、胴長などを身につけて池の中に入り、腰まで泥水につかりながらモツゴやスジエビなどを網ですくって捕まえてバケツに集めていました。
捕まえた生き物は、一部の外来種は駆除したうえで公園内の別の池にいったん放して保護し、「かいぼり」が終わって元の池に水が戻ったあと再び放すということです。
この池で「かいぼり」が行われるのは12年ぶりで、埼玉県は来年3月まで作業を続けて水質の改善を図り、貸しボートや野鳥観察などでにぎわうスポットにしたいとしています。
参加した40代の男性は「魚やエビがたくさんとれて貴重な体験ができた。きれいな池に戻ってボートなどが楽しめるようになるといいと思う」と話していました。
からの記事と詳細 ( 池の「かいぼり」でボランティアが魚などを保護する作業 |NHK 埼玉県のニュース - nhk.or.jp )
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