[モスクワ 1日 ロイター] - ロシア軍やワグネル・グループなどの民間軍事会社の信用を落とす行為を禁じる法改正案が1日、議会に提出された。禁錮刑の期間を延長するほか、ワグネルの傭兵を保護する。
ロシアは1年前のウクライナ侵攻開始直後に検閲に関する包括的な法律を導入した。
軍隊の信用を落とす行為は現行法で最長で禁錮5年、軍隊に関する虚偽の情報を故意に拡散する行為は最長15年とされている。
法改正を提案したボロディン下院議長は法律を厳格化し、両方の罪に対して最長禁錮15年とするものだと説明。
「ロシア国家と国民の安全を確保するために命を懸けている全ての人を守る構想で、違反者には厳しい罰が下るだろう」とメッセージアプリのテレグラムに投稿した。
罰則は最大500万ルーブル(6万6580ドル)の罰金、5年以内の強制労働、15年以内の禁固刑としている。
また、今回初めてウクライナで戦闘中のワグネルの傭兵部隊や、志願者を擁する他の軍事組織に保護を提供する。
ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は法改正案を高く評価。テレグラムに投稿したボロディン氏宛て書簡で「ロシア国家を防衛している個人の権利を守ることを可能にする」と述べた。
下院はボロディン氏の法改正案について2日に審議を行う。最終的な採決は14日の予定。
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