道は、当別町で「赤ちゃんポスト」を運営していた女性が、母親から2人の乳児を預かり、児童相談所に報告したことで保護につながったと明らかにしました。一方で道は、今後、女性がさらに子どもを保護することは困難だとして、悩みを抱えている保護者に対し、「児童相談所など公的な機関に相談してほしい」と呼びかけています。
これは、道が記者会見して明らかにしました。
それによりますと、ことし2月、当別町の公認心理師の女性に東京都に住む母親から「子どもを預けたい」という相談がありました。
母親は、当別町の女性が「赤ちゃんポスト」を設けていることを知り、相談したということで、対話を重ねた結果、女性が子どもを預かって保護することになったということです。
また、ことし3月、道内に住む妊婦からも「子どもを預けたい」という相談があり、女性はこの妊婦と養子縁組をすることで子どもを保護したということです。
道は、いずれのケースにおいても当別町の女性が児童相談所に報告をした上で、養子縁組などの保護につながったとしていて、適切な対応だったとしています。
しかし、「赤ちゃんポスト」については、必要な医療の体制を整えることができていないなどとして、女性に対し運用を控えるよう指導したということです。
道は、女性が今後、さらに子どもを保護することは困難だとして、悩みを抱えている保護者に対し、「児童相談所など公的な機関に相談してほしい」と呼びかけています。
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