技能実習制度を廃止し、新たな制度に移行する議論が日本国内で進む中、県内で働くおよそ2300人のベトナム人を保護する在福岡のベトナム総領事が県庁を表敬訪問しました。
県庁を訪れたのは去年11月に福岡市にあるベトナム総領事館に着任したヴー・チ・マイ総領事です。
河野知事と面会したヴー総領事は「まだ就任したばかりで慣れていませんが、3年の任期の中でベトナムと宮崎のさらなる発展に貢献していきたい」と挨拶しました。
県内では技能実習生を中心に、諸外国の中で最も多いおよそ2300人のベトナム人が働いていて、県内の様々な産業を事実上、支えています。
一方で技能実習制度は長年、人権侵害などの問題が指摘され、日本政府は今月、30年続いた制度を廃止して人材確保などを目的にした新たな制度に移行する方針を打ち出すなど、県内で暮らすベトナム人にも大きな影響を及ぼす議論が進められています。
総領事は担当地域で暮らす同胞の暮らしと人権を保護することも任務のひとつです。
日本側のこうした動きについて尋ねるとヴー総領事は「とてもありがたく思っている。日本は労働力確保のため、これからより多くのベトナム人を呼び込むことになっていくと思うが、同胞たちがより働きやすい環境を作っていただければと思う」と話していました。
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