サイオステクノロジー株式会社は24日、HA(高可用)クラスターソフトウェア「LifeKeeper for Windows」において、保護するアプリケーションの設定を3ステップで簡単に行える新機能「Quick Service Protection(QSP)」を提供開始したと発表した。最新バージョンの「LifeKeeper for Windows v8.9.2」以降で利用可能になる。
「LifeKeeper」は、システムの障害を監視し、稼働系に障害が生じた場合に、待機系に自動的に切り替えを行うHAクラスターソフト。Windows版とLinux版が提供されているが、今回はWindows版のLifeKeeper for Windowsにおいて、新機能を提供する。
その新機能であるQSPは、スクリプトを作成せず、サーバー上で動作するアプリケーションを簡単にLifeKeeperの保護対象にできる機能。LifeKeeperでは以前から、オプション製品の「ARK」を使用することで、スクリプトの作成なしにHAクラスターシステムを構築できたが、ARKが用意されていないアプリケーションを保護対象とする場合には、スクリプトの開発が必要で、導入のハードルとなるケースがあったという。
しかしQSPを利用すると、GUI上での簡単な操作で、保護対象に設定できるアプリケーションが拡大するため、簡単にシステムを冗長化し、多様なアプリケーションの保護を効率的に行えるようになるとした。
なおQSPは、Linux版ではすでに「LifeKeeper for Linux v9.1」以降で利用可能となっており、今回は利用者からの要望に応え、Windows版でも利用できるようにしたものである。
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