最上地方の豊かな自然に感謝し、地域で協力して森林の保護につなげるための催しが今月2日、鮭川村で開かれました。
「最上地域 森の感謝祭」と呼ばれる催しは、最上地方の8市町村が持ち回りで開いていて、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ことしは4年ぶりに鮭川村のエコパークで開かれました。
会場には、市町村長や県の担当者、それに地域の子どもたち合わせて100人余りが集まり、鮭川村の元木洋介村長が「森林は人類にとって欠かすことのできない存在で、森林に感謝し森をしっかり守っていきましょう」とあいさつしました。
ことしは、樹齢12年の7本の桜の木の根元に追加の肥料をまいたほか、雨が降ると滑りやすい150メートルほどの遊歩道におよそ1トンの木を細かく砕いたチップを敷き詰めました。
参加した小学5年生の女の子は「森にゴミを捨てない。森でいろいろな木を調べてみたい」と話していたほか、遊歩道に木のチップを敷き詰める作業を行った20代の男性は「安全に遊歩道を散策してもらえると思うので自然を満喫してほしい」と話していました。
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