鹿児島県奄美市(奄美大島)で保護され、動物病院で治療を受けた海鳥のオオミズナギドリ2羽が17日、市内の大浜海浜公園から放された。2羽とも力強く羽ばたき、砂浜から海に向かって飛んでいった。
放されたのは成鳥と幼鳥の2羽。治療したゆいの島どうぶつ病院によると、2羽とも13日に市内の路上で保護され、14日に病院に運び込まれた。衰弱していたが、けがなどはなく、酸素吸入をしたり餌を与えたりしたという。
オオミズナギドリは通常、外洋に生息する海鳥。筋肉が少なく体が軽いため、陸地に着地すると飛びたてないことがある。
新屋惣獣医師は、北寄りの風で陸地に飛ばされ、街灯を頼りに着地した可能性があるとみる。「毎年11月に保護することが多い。うずくまった姿で見つけたら、鋭いくちばしに注意し、環境省や市役所などに連絡してほしい」と話した。(奄美通信員・神田和明)
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