三重県鈴鹿市のアパートに11歳の息子を3日間にわたって置き去りにしたとして、38歳の母親が保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたこと受け、県は21日夜、記者会見を開き、事案を把握し息子を一時保護するまでの経緯を説明するとともに「対応は適切だった」と話しました。
10月15日から18日ごろまでの約3日間、鈴鹿市のアパートに11歳の小学生の息子を置き去りにしたとして、38歳のパート従業員が保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。
これを受けて、県は21日夜、記者会見を開き、事案を把握し息子を一時保護するまでの経緯を説明しました。
それによりますと、ことし9月7日、母親から鈴鹿児童相談所に連絡があり、子育てのしかたや小学生の息子との関わり方などについて相談がありましたが、この時点ではネグレクトとは判断しなかったということです。
その後、9月中旬に「ネグレクトの疑いがある」として、警察から児童相談所に通告があったことなどを受けて、一時保護を試みたものの、息子本人が強く拒否したため、当時は断念したということです。
その後も、小学校や市などと連携し週に2回以上は家庭訪問を行い説得を続けた結果、10月18日になって応じ、いまも一時保護をしているということです。
子ども福祉・虐待対策課の近正樹課長は「繰り返し家庭訪問をして、子どもと話をしながら説得をしてきた。対応は適切だったと思っている」と話しています。
一方、一見知事は、22日の臨時会見で「児相が一生懸命やっていたのも事実で、それがだめだとは言わないが、検証は行う必要がある」と述べました。
その上で、24日、対策会議を開き、今回の児童相談所の対応や、市や学校との連携のあり方について、関係者で検証する方向で調整していると明らかにしました。
からの記事と詳細 ( 38歳母親11歳の息子置き去り 三重県”対応は適切だった”|NHK ... - nhk.or.jp )
https://ift.tt/C5zJQer
No comments:
Post a Comment