東京都台東区の自宅で当時4歳の次女に薬品を飲ませて殺害したとして、両親が逮捕された。次女は誕生直後から虐待が指摘され、児童相談所は一時保護するなど長く家庭に関与してきたが、事件を防げなかった。児相は経緯を検証する方針だが、課題は多い。
逮捕から1週間。児相などの対応で幾つかのポイントが浮かんできた。
「子ども3人への虐待の恐れがある」。都児相が警視庁から通告を受け、細谷美輝(よしき)ちゃんと兄、姉の3人を一時保護したのは2019年3月。美輝ちゃんはまだ生後2カ月だった。
母親の志保容疑者(37)は精神的に不安定で支援が必要な「特定妊婦」として登録され、美輝ちゃんは生まれる前から「養育困難」として児相に受理されていた。通告のきっかけも、夫婦げんかの末に自宅ベランダで衣類に火をつけたとして志保容疑者に行った聴取だった。児相は地域による支援を模索したが、実現前に一時保護に至る事案が起きたという。
一時保護はなぜ解除されたのか。
兄と姉の保護は3カ月半後に…
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からの記事と詳細 ( 「夫婦げんかが減った」で保護を解除 4歳児殺害、見逃されたサイン:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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