リヤド：骨董品や考古学的な作品の収集は、ジーザーン地方の多くの人々にとって一般的な娯楽である。個人的な探求を楽しみ、谷や森で遺産を探し回る人もいる。
その結果、研究者に貴重な情報を提供し、新しい世代が自国の歴史を学ぶのに役立つ数多くの私立博物館が設立された。
サムター州ダガレール村にあるアラリヤ博物館は、この地域の人類的・文化的遺産の保存に一役買っている、とサウジ通信は報じている。
同博物館の最も注目すべき遺物のひとつは、160年以上前の伝統的なソファーである。ナツメの木で作られたオリジナルの脚が残されている。その他にも、ジーザーン地方の過去の生活が垣間見られるものだ。
Mohammed bin Mohsen Al-Dhagareeri氏は、50年以上の歳月をかけて芸術品を集めた。
2004年、彼はワディ・ハレブの南側にあったアル・クフスフという都市の残骸の上に建設された古代都市アラリヤにちなんで、この博物館を設立した。この都市は10世紀後半に消滅したが、その遺跡が現在のダガレール村の基礎となった。
博物館の展示品には、アラリヤの井戸で使われていた500年前の釣り針、農耕具、タマリスクの木で作られた計測器、銅鍋、水甕、陶器、石のランプ、ラクダの足かせなどがある。
さらに、短剣、剣、武器、コインなどの品揃えとともに、アンティークの女性用宝飾品のコレクションも収蔵されている。
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